“大人”を初めて実感したお正月Biz.ID Weekly Top10

車を運転できるようになったときも、成人してお酒を飲んだりたばこが吸えるようになったときも、「ふーん」くらいにしか感じなかった筆者。だが、正月に実家に帰ったときに、ついに「大人になるってこういうことだったのか……」と実感してしまった。

» 2009年01月06日 15時00分 公開
[杉本吏,ITmedia]

 皆さま、新年明けましておめでとうございます。本年もBiz.IDをどうぞよろしくお願いいたします! ということで、2009年1発目のアクセスランキングには、「今ならできるGTD」「先読み『アイデアパーソン入門』」から多くの記事がランクイン。そんな中2位と健闘したのが、iPhoneの無料ゲームアプリ「TapDefence」の紹介記事だ。

 このゲーム、レビューしたS記者によると、序盤ではとにかくケチって資金を貯めていき、ステージクリア時の複利ボーナスでお金を増やしていくのが攻略のカギなのだとか。「早い面からの貯金って大事だなあってことに気づかせてくれる、意外に教育的価値もある(?)ゲーム」とのことだ。

 年末にこの記事を読んだ筆者は、使い道が注目された初ボーナスのほとんどをおとなしく貯金。「つまんない」「新人らしくない」などの先輩記者からの不満の声をさらっと受け流しつつ現在に至るのだが、年始に1つだけ、予想外の出費を迫られる機会があった。子どもたちの新年の特権――お年玉というやつである。

 昨年まで学生だった筆者は、大学生になってもちゃっかりお年玉をもらっていた。それが今年は一転、お年玉をあげる立場に。年下のいとこなどが多い筆者は、○万円の出費を余儀なくされたわけである。

 18歳になって車を運転できるようになったときも、成人してお酒を飲んだりたばこが吸えるようになったときも、「ふーん」くらいにしか感じなかったが、「お年玉をあげる」という行為でついに「大人になるってこういうことだったのか……」と実感。飲酒や喫煙は自分の判断で行うものだが、人に何かを“あげる”という行為はやはり別物だ。しかも、これまでもらっていたものをあげるわけだから、プラスマイナスでダメージ(?)もなおさらだ。

 というわけでお年玉をもらえなくなってしまった筆者が唯一期待しているのはこちら、おなじみ「お年玉付郵便はがき」である。ここは新年から景気よく1等賞品(100万本に1本の当選だそうだ)のデジタル一眼レフカメラ&プリンタなどをいただきたいところだが、まあ高望みはすまい。2等のコンパクトデジカメでもこの際いいとしよう。何かの間違いで3等しか当たらなかったとしたら、仕方ないので「ふかひれスープ・かに缶セット」で我慢する。

 2009年の当選番号の抽選日は1月25日。当選したあかつきには、3週間後のアクセストップ10で報告しなければな――と考えている。一眼レフやらふかひれスープやらを楽しみにしつつも、とりあえず毎日の昼ごはんは春雨スープで我慢し、貯蓄のことも忘れない筆者である。

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