プログラムが含まれるフォルダをすばやく開く3分LifeHacking

readmeファイルを読んだりプラグインを追加する際など、アプリケーションの実行ファイルが含まれるフォルダを開きたい際は、「menuHacker」を使うことですばやくアクセスすることが可能になる。

» 2008年12月22日 08時30分 公開
[kizuki,ITmedia]
menuHackerを起動させた状態で、アプリケーションのタイトルバー左端のアイコン上で左クリックすると、コンテクストメニューが出現する。最上段にある「プログラムのフォルダを開く」をクリックする
アプリケーションの実行ファイルが保存されているフォルダが表示された。余談だが、エクスプローラやメモ帳でこの操作をするとC:\WINDOWSフォルダ、電卓でこの操作をするとC:\WINDOWS\system32が表示されるなど、普段意識しないアプリケーションの実体のファイルのありかが分かって興味深い

 日々さまざまなアプリケーションを利用していると、まれにそのアプリケーションの実行ファイルのあるフォルダを開く必要性が生じる。例えば、ヘルプファイルやreadmeファイルを参照したい場合や、同じ階層にあるフォルダにプラグインスキンファイルを入れたい場合がそうだ。最近では少なくなったが、アプリケーションと同じフォルダにデータ保存用のフォルダがあるアプリケーションも、いまだ存在していたりする。

 そんな時、アプリケーション名などを手掛かりに、エクスプローラでC:\Program Files以下のフォルダを探すことが多いが、中にはアプリケーション名ではなく発売元のメーカー名でフォルダが用意されているなど、なかなか一筋縄ではいかない場合も多い。

 デスクトップ上やスタートメニューにアプリケーションのショートカットがあれば、プロパティの「リンク元を探す」から検索できる場合もあるが、常に使える方法というわけではない。というのも、アプリのショートカットがいつもデスクトップにあるとは限らないし、スタートメニューに置かれたショートカットのプロパティにはリンク先が設定されていない場合もあるからだ。

 こうした場合に便利なのが「menuHacker」だ。このソフトを利用すれば、タイトルバーの左端のアイコンをクリックすることにより「プログラムのフォルダを開く」というメニューが表示されるようになる。これをクリックすれば、そのアプリケーションの実行ファイルが含まれるフォルダを一発で開けるようになるというわけだ。

 例えば、外国産のオンラインソフトを利用していて、アプリケーションと同じフォルダに日本語化パッチを入れる際、フォルダが見つからずに困った経験を持つユーザは多いだろう。本ソフトはこうした場合に非常に重宝する。機能そのものはシンプルイズベストだが、カユいところに手が届くといった印象で、いちど使うと手放せなくなる。本機能以外にも、ウィンドウをタイトルバーだけにするシェード機能なども付属しているので、ぜひいちど試してみてほしい。

本日のレシピ
ソフト名 対応OS 利用料 作者
menuHacker Windows NT/2000/XP/Vista 無料 folia氏

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ