LZH形式のアーカイブファイルをZIP形式に変換したい──こうした場合は「Lhaplus」に付属するアーカイブ変換機能を使ってみよう。
取引先や社内の別部署に、オフィス文書などのファイルをメール添付で送信する際、圧縮して送るのは常識と言える。圧縮により容量を減らすことが可能になるほか、ダウンロードする際もまとめて1回で済むというメリットがある。
さて、ファイルの圧縮には、LZH、ZIP、TARなどさまざまな形式が存在しているが、OSの違いによっては特定の圧縮方式が読めなかったりする。それに国内では有名なLZH形式も海外ではマイナーな圧縮方式だったりして、そうした圧縮方式の場合、展開するにもソフトウェアからそろえる必要がある。
できるだけ相手の環境に合わせて圧縮方式を選ぶのがマナーだが、例えば「ZIPで送ってほしい」と言われていたにもかかわらず、間違えてLZHで圧縮してしまったことに気づいた場合、いちいち展開→再圧縮を行うのは面倒。送信から数日が経っており、元ファイルのツリー構造を変更している場合などは特にそうだ。
こうした場合に便利なのが、圧縮展開ソフト「Lhaplus」に付属する「アーカイブ変換」機能だ。この機能を使えば、任意のアーカイブファイルを、それぞれ別の圧縮方式にコンバートすることができるのだ。
使い方は簡単で、アーカイブファイルと変換先の形式を指定するだけ。変換ボタンをクリックすると、いともあっさり変換が完了する。対応する形式は、LZH、ZIP、CAB、TAR、EXEなどの7種類。アーカイブファイルをまとめて保管する際に、圧縮方式をそろえておきたいという几帳面な人にもオススメできる。
ソフト名 | 対応OS | 利用料 | 作者 |
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Lhaplus | Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XP/Server 2003/Vista | 無料 | Schezo |
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