ブレスト、「超」整理法、見える化――2008年のビジネスパーソンが選んだ仕事術(4/4 ページ)

» 2008年12月10日 13時00分 公開
[杉本吏,ITmedia]
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YouTubeやニコ動は仕事に使える?

 最後は「ビジネスで使っているWebツール・サービスランキング」。1位には「Googleマップ」が選ばれました。指定した場所の町並みを写真で見られる「ストリートビュー」機能は、プライバシーの観点からさまざまな議論を呼びましたが、知らない場所を訪問するときに、事前に道順を確認できるのはやっぱり便利ですよね。

 2位にはYouTube、5位にはニコニコ動画がランクイン。筆者は動画共有サービスを仕事中に利用する機会はあまりないのですが、ビジネスパーソンがこうしたサービスをどのように利用しているのか気になります。ひょっとすると、直接的に仕事で利用するというよりは、息抜きやアイデアのヒントを見つけるために利用するといった人が多いのでしょうか。

(右)10月にはドライブルート検索にも対応したGoogleマップ。(左)テーマの変更が可能になったGmail

 4位の「Gmail」は、メールサービスとして使われるだけでなく、オンラインストレージやスケジューラー代わりに使っている人も多いようです。「宅ふぁいる便」をはじめとするファイル共有・転送サービスも、ビジネスの現場ではかなり認知度が高い様子。

 また、容量無制限のオンラインバックアップに対応した「インターネットディスク」や、データの同期、差分管理などが行えるDropboxなど、オンラインとローカルのデータをうまく連携させて使えるサービスも、読者から人気がありました。


 ランキング上位の仕事術やアイテム、Webサービスをながめてみると、「2008年のビジネスパーソン」のトレンドが見えてくるかもしれません。筆者の理想としては――朝時間を活用して細かい仕事をささっと片付け、Googleマップで取材先への道順を確認。ウルトラモバイルPCとICレコーダーを持って、それでは取材に行ってきます! という感じでしょうか。

 読者の皆さんもランキングを見ながら、知らなかったサービスや興味のわいたアイテムをもう1度チェックし直して、来年の理想の働き方を考えるきっかけとしてみてはいかがでしょうか。

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