『ショーシャンクの空に』に学ぶ、成果を生み出す行動決定法3分で読める! 隣のヤツより成果を出す勉強術(2/4 ページ)

» 2008年12月08日 18時30分 公開
[水野浩志,ITmedia]

成果を生み出す原理

 そもそも、成果とはどういったプロセスを経て生まれるのでしょう。簡単に言えば、成果とは

  • 人が行動することによって生まれること

 になります。もちろん考えることも重要ですが、人間が行動しなければ、最終的に成果は生み出せないのです。

 実は、成果を生み出せないと悩んでいる人は、この当たり前のことを忘れてしまい、考えるという行為を必要以上に重要視するようです。考えすぎて実際の行動量が著しく減った結果、成果が出せないという状態に陥ってしまうのです。

 成果を出せている人を観察してみると、考えることももちろんやっていますが、それ以上に行動することを重視しています。その行動量が、成果を出せない人の行動量とは比べものにならないくらい多いんですよね。

 例えて言うなら、1000という時間を与えられた場合、

  • 成果の出せない人は、999を考えに費やし、1行動する

のに対し、

  • 成果を出す人は、9考え1行動することを100セット行う

 といった状態です。つまり、同じ時間が与えられている間に、行動量で100倍もの差がある、という状態になっているのです。だから、成果を生み出すには、とにかく行動量を増やさなければいけません。

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