連載
企業ブロガーの転ばぬ先の杖:
第1回 ビジネスブログ成功の“2つ”のカギ (1/3)
あなたの会社は企業ブログを持っていますか? え、あなたが担当者? ならばその難しさを肌で感じているでしょうし、つまずきかけているかもしれません。運営の際に意外に見過ごされている2つのポイントをチェックしてみてください。
みなさんはご自分のブログ、どれくらいの頻度で更新されていますか?
昨年4月には、日本語で書かれたブログが世界のブログの37%を占め、英語ブログを追い抜いた(Technorati調べ)なんてニュースがあったり、2年以上も前の2006年3月には、総務省が「ブロガー868万人、SNSユーザーは716万人」という発表していました。
もうちょっと新しい情報では、総務省の情報通信政策研究所が今年の7月に発表した数字があります。この調査結果によると、2008年1月時点で公開されている国内のブログ総数は約1690万件。1カ月に1回以上更新されているアクティブなブログは、2割弱の338万件が相当するそうです。40万件ほどのスパムブログを差し引くと、残る数はざっと300万件を切るくらいになります。
その中で、残念なのが「更新されなくなったブログ」です。
せっかく生まれたブログが放置されてしまうのは、実に悲しいものです。何か事情があっての閉鎖(or放置)なのでしょうが、楽しみに読んでいたブログが、「今日でおしまいです、今までありがとう!」みたいな感じで更新がストップしてしまうと、まるで友人が1人いなくなったかのような寂しさを私は味わいます。
更新されないビジネスブログ
これは、個人ブログだけの話ではなく、業界や自社の情報を発信して、お客さんにPRしていこうという、ビジネスブログにも当てはまります。
「業界や自社の情報を発信して、お客さんにPRしていこう」という目的で、ブログを採用する企業さんも最近は珍しくないのですが、そんなビジネスブログも個人ブロガー同様、更新頻度が落ちたり、途絶えてしまうケースも見かけます。
担当業務を抱えながら兼務で運用する人、責任者に据えられたものの運用のコツが飲み込めず戸惑っている人、意欲はあるのだけれど何から手をつけていいか分からない人――各社状況はさまざまでしょう。1つ確実に言えるのは、ビジネスブログのほうが自由に運営する個人ブログよりも、組織として戦略を持って運営する、という面で難易度が高いということです。難易度が高いということは、すなわち「更新されなくなってしまう可能性も低くない」ということです。
企業にとって、「ビジネスブログの導入検討段階」はとうに過ぎており、今後のメインテーマは「導入後にどう運営し、いかに狙った効果を上げていくか」にシフトしています。すべてのビジネスブログに付加価値の高い情報を発信してもらいたいですし、末永く支持される情報源であってほしいと、1人の消費者として願います。
[シックス・アパート 中山順司,ITmedia]
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