紙とデジタルを“いいとこ取り”したライフハックテンプレート(LHT)を開発するため、共同開発元のジャストシステムに向かったスギモト。150個のLHTの中からリフィルになりそうなLHTを選んで、さっそく提案してみたところ――。
Biz.IDの新人記者スギモトが、紙とペンで実践する「ライフハックテンプレート(LHT)」を、PCで活用する方法を探る「帰ってきた! ライフハックテンプレート研究室」。紙とデジタルを“いいとこ取り”したLHTを開発するため、前回の最後でスギモトは、“デジタルLHT”共同開発元のジャストシステムに向かったのでした。
デジタルLHTが使える(予定な)のは、ジャストシステムが提供するToDo管理ソフト「xfy Planner」。「リフィル」と呼ばれるテンプレートファイルを変更することで、入力したタスクをグラフやカレンダー、ガントチャートなどさまざまに切り替えて表示できるソフトです。
この日お会いしたのは、xfy Plannerのリフィル開発者である山口琢さん。山口さんとは事前に連絡を取った際に、山口さんから「リフィルに使えそうなLHTをいくつか選んでおいてください!」という宿題をもらっていたのです。
そんなわけで、スギモトが用意していったLHTは以下の10個。
選ぶときに重視した点は3つあります。
(1)は、普段からToDo管理ソフトを使っている人ならけっこう気になる点かもしれません。例えば、Googleカレンダーにスケジュールやタスクを入力している人なら、そのデータをそのままToDo管理ソフトにインポートしたいと思いますよね。同じように、xfy Plannerに入力したタスクを、そのまま流し込めそうなLHTを選んでみました。
(2)は、LHTをリフィルにするメリットの話ですね。単に入力が手書きからキーボードになるだけでは、あまり面白くありません。#016 7人の賢者シートなら、自分が設定した“賢者”にメールで直接質問できたり、#098 人生年表シートだったら、Web上にある有名人の人生年表なんかと、自分の人生を比べたりできると面白いかも。
(3)は、紙ということで限界のあるLHTのビジュアル面を、デジタル化することでフォローできそうなもの。#055 プラスマイナスシートや#145 発想トーナメントシートは、この観点からのチョイスです。
というわけで、山口さんに持っていったLHTリストを渡して、その辺りを説明してみました。どうでしょ? この#015 目標設定時に使えるSMARTシートなんて、読者からの人気も高いんですが――。
「ええと、SMARTシートや7人の賢者シートは気になっていて、実はテスト用のリフィルももう作ってあるんです」(山口さん)
なぬー。そういうことなら話は早いではないですか! というわけで、さっそくそのリフィルを見せていただくことに。見慣れた紙のLHTと比べて、リフィルになったLHTはどんなものになっているのでしょうか。見た目は、機能は、使い勝手は――気になる点をいろいろと残しつつ、次回へ続く!
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