読んだだけで満足してませんか? ビジネスの成果につながる読書術3分で読める! 隣のヤツより成果を出す勉強術(1/4 ページ)

読書しただけで満足してませんか? 書籍の要約だけで理解したつもりになってませんか? 本当の“読書”でビジネスの成果を出してみましょう。

» 2008年11月10日 11時56分 公開
[水野浩志,ITmedia]

 この記事を読む勉強熱心な人たちは、恐らくたくさんの本を読むはず。読書は学びを得るには有効な学習法だと思いますが、”隣のヤツより成果を出す”ために読書をするのであれば、多くの人が行っている読書のやり方ではなく、もう一歩踏み込む必要があります。

 その踏み込んだ読書術を紹介する前に、多くの人が行っている読書術の勘違いから考えてみましょう。

それはアウトプットのプロセスではない

 勉強術の本などを読んでいると、よく、

 「本を読んだら、その学びをアウトプットしましょう」

 という話をよく聞きます。確かに、学びを自分のものとするためには、アウトプットは重要です。勉強好きな人たちには、メルマガやブログなどで自分が読んだ本について書いている人もいます。しかし、そういったものを読んでみると、そのアウトプットが単に読んだ本の要約をしているだけというものが非常に多いのです。

 もちろん、学んだことを要約するのも素晴らしいのですが、要約はアウトプットかというと、ちょっと違うのではないか、と思うのです。実は、単なる要約はインプットプロセスの序盤なのではないでしょうか。

 この連載の目的は、ほかの人よりも成果を出すこと。成果を読書のアウトプットに置き換えると、本を読んだ後のアウトプットとは「何らかの行動を起こし、そして何らかの成果を出す」ことだと考えています。では、本当のアウトプットを行うためには、どういったプロセスで読書すればいいでしょうか。

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