“ライオン”になれなかった付せんたちBiz.ID Weekly Top10

これまでも散々「掃除できません」アピールを繰り返してきた筆者。最近は机上の2次元スペースを広げることを放棄して、別の方法を実践しているのである。

» 2008年11月06日 20時00分 公開
[杉本吏,ITmedia]

 ――見てもらえれば分かると思うが、アクセスランキングが大変なことになっている。前回のWeekly Top10では「1位から3位までをポメラ関連の記事が独占。来週のランキングでも上位に食い込んできそうな勢いだ」と書いたのだが、今回はなんと1位〜9位までひたすらポメラ。ポメラ日記やら使えるショートカットキーやら、まさにポメラの嵐が吹き荒れた1週間となった。

 ここまでされると、仲間外れながら一人けなげにランクインした10位の記事に、あえて光を当ててあげたい。そんな風に考えるのが、人間らしい温かみというやつではないか。というわけで、先週の10位は「デスクやラックに引き出しを増設する」

 読みながら、2000円で引き出しが増設できるのなら安いものではないか――と筆者なんかは思ったのだが、残念ながら(?)筆者のデスクには元から引き出しがついている。したがって増設する予定もない。あれ、あんまり話が広がらなかったぞ。困ったなーなんかネタ転がってないかなーと引き出しを開けてみると、文具や書類で悲しくなるくらいにごっちゃごちゃ。

 これまでも片づけられないだの机上のエントロピーが増大しただの実はPCのデスクトップも汚いんですだの、散々「掃除できません」アピールを繰り返してきた筆者。最近は机上の2次元スペースを広げることを放棄して、机のパーティションやラック、並べた書籍など、ところかまわず付せんを張り付けまくるという「3次元スペース活用法」(なんてかっこいいネーミング!)を実践している。

 この付せん貼りまくり法を実践している人はけっこう多いようで、オフィス内を見渡すと、特にPCディスプレイが付せんだらけになっているのをよく見かける。アイシェアの調査によると、ディスプレイに付せんを張る人の1割は「6枚以上張っている」らしく、ディスプレイが「ライオン状態」になっているとのことだ。編集部内では、ディスプレイの下の方に数枚だけ張る「ちょびヒゲ状態」のディスプレイもいくつか見つかった。

編集部内で見かけた「ライオン」や「ちょびヒゲ」タイプのディスプレイたち

これはもはやディスプレイではなく「掲示板」というのである

 ちなみに筆者が常用しているのはノートPCなので、ディスプレイ回りに付せんを張ることは少ない。また、張っても持ち歩くときにはすべてはがしてしまう。同様に、パーティションや書籍に張ってもすぐにスペースがなくなるため、結局はがした付せんが机上にぱらぱらと点在することになる(捨てなさい)。

 これを「ライオンタイプ」「ちょびヒゲタイプ」に続く第3のタイプ、「抜け毛タイプ」と名付けて、今日もこりずに付せんを張りまくる筆者である。

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