指に装着するタイプのスタイラスを使うと、タッチパネルからのすばやい入力が行える。今回は人差し指に装着して使うスタイラスを紹介しよう。
キーボードでの入力に代わり、広く普及するようになったタッチパネル。特に、本体サイズに制限があり、キーボードの搭載が難しいガジェットでは、タッチパネルによるインタフェースが採用されている例が多い。また、いわゆるUMPCにも、タッチパネル入力に対応することで、キーボードからの入力の負荷を軽減している製品がある。
今回紹介するタッチペンフィンガー「bee」は、人差し指に装着して使うスタイラスだ。よく、爪をある程度伸ばしているとタッチパネルの操作がしやすいという声を聞くが、この製品を装着しても同じようなメリットが生まれる。言ってみれば、タッチパネル用の「付け爪」というわけだ。
一般的に、タッチパネルを採用しているガジェットほど、画面サイズが小さく、スタイラスを使わなければ細かいタップができないという特徴がある。この製品を使えば、いちいちスタイラスを手で握る必要なく、細かいキーについても直感的に入力できる。もともとはニンテンドーDSおよびDS Lite向けの製品だが、W-ZERO3シリーズなどのような感圧式であればほかのガジェットのタッチパネルでも問題なく利用できる。
本製品が秀逸なのは、指に装着したままの状態で他の入力機器、例えばマウスとの併用が可能なことだ。以前紹介した指に装着するタイプのスタイラス「指タッチペン」は、指輪のようにはめて利用するため、マウスと併用しようとした場合、マウスのボタンが押しづらいという欠点があった。
その点この製品は、装着時にも指の腹の部分が開いている。腹の部分で何かを押さえるといった作業も問題なく行えるのがメリットだ。さすがに本製品を装着した状態でキーボードを打鍵するのは少々難しいが、一般的なスタイラスのように握ったり置いたりしながら作業をするのに比べると、操作の効率は格段に上がるのは間違いない。自分の利用形態を見極めながら、試してみることをオススメしたい。
製品名 | 実売価格 | 発売元 |
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タッチペンフィンガー「bee」 | 335円(Yahoo!商品検索) | ゴイチ |
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