アイ・オー、自動暗号化USBメモリの廉価版 1Gバイト4000円台仕事耕具

アイ・オー・データ機器は、ハードウェア自動暗号化機能を搭載したセキュリティUSBメモリ「ED-EAシリーズ」を発表した。価格は1Gバイトモデルが4410円。

» 2008年10月16日 17時28分 公開
[ITmedia]

 アイ・オー・データ機器は10月15日、ハードウェア自動暗号化機能を搭載したセキュリティUSBメモリ「ED-EAシリーズ」を発表した。発売は11月上旬で、価格は1Gバイトモデルが4410円、2Gバイトモデルが6720円、4Gバイトモデルが1万2180円。


 USBメモリ内に格納したセキュリティソフト「EncGate」で、メモリ全体にパスワードロックをかけるため、ソフトをPCにインストールする必要がない。さらに、保存したデータをハードウェアレベルで自動暗号化するため、本体を分解してチップを別の基盤に乗せ換えたような場合でも、情報の流出を防ぐという。暗号化の形式にはAES256ビット形式を採用している。

 同じくAES256ビット形式のハードウェア自動暗号化機能を搭載した「ED-S2シリーズ」(1Gバイトモデルが1万5000円、4Gバイトモデルが3万8000円)に比べ、価格を大幅に下げた。ED-S2シリーズとの違いは、パスワードをミスできる回数が多いことと、セキュリティソフトのオートランが無いこと。

 ED-S2シリーズは5回連続でパスワードミスするとロックがかかるのに対し、ED-S2シリーズは100回でロックがかかる。また、ED-S2シリーズはPCに接続すると自動でパスワードログインウィンドウが立ち上がるが、ED-EAシリーズはメモリ内のセキュリティソフトをユーザーがクリックして起動し、パスワードを入力する必要がある。

 サイズは18.0×72.8×9.0ミリ(幅×奥行き×高さ)、重さは13グラム。

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