解説編 吉田和人の営業ツール「紙芝居」の秘密とは奇跡の無名人たち(1/3 ページ)

連載「奇跡の無名人たち 震えるひざを押さえつけ編」が終わりました。ご愛読ありがとうございます。今回から3回に渡り、筆者自身が連載で出てきたビジネスのポイントを解説します。今回は、主人公・吉田和人の営業論から――。

» 2008年10月15日 11時30分 公開
[森川滋之,ITmedia]

 連載「奇跡の無名人たち」の森川です。ひとまず「震えるひざを押さえつけ編」を終えることができました。ご愛読ありがとうございます。実話ベースの話なので説得力があるということで、どうやら好評のようです。おかげさまで、シリーズ化することになりました。

 次は「大口兄弟の伝説」編と称して、タカシとショージの大口兄弟が、さらにすごい“奇跡”を起こすというストーリーになります。こちらももちろん実話ベースですが、フィクションであり、実在の団体、人物と関係ない(ただし、主人公の吉田和人を除く)のは一緒です。実際に私も吉見氏以外のモデルとはまったく接触がないので、モデルになる人物はいても、基本的にはすべて私の想像の中で書いています。

 さて、普通の小説としてもお楽しみいただけたと自負しているのですが、いわゆる「ビジネス小説」として書いているので、今回は全編を振り返って、営業やビジネスの考え方を解説します。

 もちろん吉田和人のモデルになった「紙芝居営業コンサルタント」の吉見範一(よしみ・のりかず)氏も監修していますので、読者も安心してご自分のビジネスの参考にしてください。

 では、早速第1回から振り返っていきましょう。

  1. 吉田和人(=吉見範一氏)の営業論
  2. 営業体制の変更
  3. イケメンのアポ取り
  4. アプローチツールの作り方
  5. 売れる営業のカバン
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