心得を意識に擦り込む仕組み【チュートリアル編】シゴトハッカーズ(1/2 ページ)

自分を理想とするスタイルにする“養成ギプス”といえるのが、心得やクレド。前回の対談の内容を元に、より具体的な方法を見ていきましょう。

» 2008年09月19日 14時35分 公開
[大橋悦夫、佐々木正悟,ITmedia]

 今回のテーマである「心得」や「クレド」は、自らが望ましいと思えるスタイルで仕事に取り組むための「養成ギプス」のようなものといえるでしょう。必要な時に思い出せるように、繰り返し目にして意識に擦り込むわけです。必要な時に目に入るようにする、という意味では、前回のリマインダーの使い方にも通じる姿勢といえます。

 人は放っておくと楽な方へと流れていってしまうものですから、意識してあるべき方向性に自分を向かわせる必要があります。そのための“北極星”となるのが「心得」や「クレド」というわけです。

 常に見続ける必要はありませんが、たまにしか見ないのでは効果は期待できません。そこで、定期的に、例えば毎朝仕事を始める前に目に入るようにツールの力を借ります。

Stickiesを心得確認ツールとして使う

 毎朝9:30になると、このような「心得」がデスクトップ上にポップアウトしてくるので、これを再読・暗唱する。


 暗唱が終わったら、翌日または翌々日まで、クレドを「眠らせる」。「繰り返し設定」として、ルーティン化してもよいが、クレドは内容を頻繁に更新するため、筆者は一回ずつ「眠らせる」ことにしている。


 暗唱が終わったら、翌日または翌々日まで、クレドを「眠らせる」。「繰り返し設定」として、ルーティン化してもよいが、クレドは内容を頻繁に更新するため、筆者は一回ずつ「眠らせる」ことにしている。

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