社内恋愛のうわさで困る：岩崎部長、教えてください！

既婚の女性です。実はここ数週間、私と部下との関係について、社内でうわさになっているようなのです。特定の部下とだけコミュニケーションしてるつもりはないのですが……。

　上司と部下とのコミュニケーションは古くて新しい話題です。ビジネスだけと割り切るのもいいですが、ビジネスだけともいかなかったりします。人間同士ですから場合によっては、特別な感情が入り混じることもあるでしょう。

　そんな上司と部下との関係について答えるのは、GMOメディアの取締役でコミュニティ事業部の岩崎綾（いわさき・あや）事業部長。相談者は、社内のうわさに困惑している様子です。

基本的には無視、疑われないようにするにはローテーションで均等感

　基本的には無視して問題ないでしょう。おそらく相談者本人に近い人たち、例えば部内のみんなには、うわさはうそだと分かってもらえてるのではないでしょうか。部内のみんながそういううわさを信じているかどうかが重要です。例えば、自分の仕事に直接関係のある範囲で、事実を把握してもらえているのならうわさは無視して問題ありません。普段どおり接してください。

　逆に近しい人たちまで疑っているとしたら、ちょっとまずいかもしれません。疑われないようにするには、みんなと均等に接すること。わざとらしいぐらいの均等感があった方がいいでしょう。例えばランチに行くとしても、誰と一緒に行くか、月曜から金曜日までのローテーションをある程度考えます。やりすぎかもしれませんが（笑）

　最悪、ランチ（を誰と行くか）のローテーションが組めなかったとしても、まだいいです。夜はもっとも重要なので注意してください。例えば、飲み会などでいつも同じ人と行くケース。うわさが怖いのなら、夜はみんなで行くか、ローテーション厳守をオススメします。