PC利用時に右手は意外と疲れやすいもの。カーソル操作だけであれば、左手で代行してみてはどうだろう。
PCで長時間作業を行っていると、両方の腕のうち、右腕だけが疲れることが多い。なにせキーボードの操作だけを行っていればいい左腕と違い、右腕はキーボードとマウスを交互に持ち替えながら操作を行わなくてはいけないため、当然と言えば当然だ。
こうした場合、アームレストなどを使って負荷を軽減するという方法もあるが(関連記事その1、その2)、Webブラウジングなど文字入力が必要ない操作が主体なのであれば、一時的に左手を使ってPCを操作することで、右手を休ませるという方法も考えられる。
今回紹介するアクロスの「AMS-24TBG」は、マウス機能とトラックボール機能の両方を搭載したワイヤレスマウスだ。通常はワイヤレスマウスとして利用できるが、机から持ち上げるとトラックボールモードに切り替わり、空中で操作することができるというユニークな製品である。
この製品、筐体が左右対称ということもあり、左手での利用も問題なく行える。そのため、現在のPC環境に本製品を増設しておき、右手が疲れた時に左手で操作するといったワザが可能だ。
基本的にカーソルのコントロールだけになるほか、右クリックは利用できないためコンテクストメニューなどが使えない問題はあるが、リラックスした姿勢で操作できるというメリットは捨てがたい。作業内容に応じて適宜利用することにより、右腕の疲れを軽減するのに貢献してくれるだろう。
本製品以外にも、左手を用いてショートカットを利用できる製品としては、長野テクトロンのプログラマブルキーボード「お気に入りキーボードPro」などがある。右手との併用で作業効率をアップさせることも可能なので、これぞという製品があれば試してみることをおすすめする。
製品名 | 実売価格 | 発売元 |
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USB2.4GHzワイヤレストラックボールマウス(AMS-24TBG) | 3980円 | アクロス |
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