書き出しもかすれない――パイロットからも油性ドバドバ系ボールペン仕事耕具

パイロットは、粘度の低い新開発のインクを採用し、なめらかな書き味で書き出しもかすれないノック式油性ボールペン「アクロボール」を発売する。

» 2008年09月09日 17時00分 公開
[杉本吏,ITmedia]

 パイロットは9月15日、粘度の低い新開発のインクを採用し、なめらかな書き味で書き出しもかすれないノック式油性ボールペン「アクロボール」を発売する。価格は157円から。


 油性ボールペンには、にじまず、紙に裏写りしにくいというメリットがある一方で、インクの粘度が高く、書き出しがかすれてしまうという問題点もあった。

 アクロボールは、溶剤の配合を調整し、粘性、紙への定着性などを調整した新開発の染料系油性インクを採用。従来の油性インクの5分の1の粘度に抑え、なめらかな筆記を可能にしたという。ペン先にはバネを内蔵しており、使わないときはボールがふたの役割をするため、インクが漏れ出たり乾燥するのを防ぐ。

 グリップ部には、タイヤの溝によく似た凹凸をつけた「タイヤパターン」のラバーを採用し、グリップ力が向上している。また、握り位置、太さ、形状などの調査データに基づいて、グリップ形状に握りやすいようにカーブを付けた。

 サイズは11.4×143ミリ(軸径×長さ)。インク色は黒、赤、青の3色で、いずれもボール径が0.7ミリと1.0ミリの2タイプをそろえる。クリップ部とペン先の口金にポリカーボネート樹脂を使用した「アクロボール150」(157円)と、金属を使用した「アクロボール250」(262円)を用意する。

製品名 価格 インク色 本体色
アクロボール150 細字タイプ 157円 赤/黒/青 ブラック/レッド/ブルー/ソフトブルー/ピンク/イエロー
アクロボール150 中字タイプ ブラック/レッド/ブルー
アクロボール250 細字タイプ 262円
アクロボール250 中字タイプ

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