パイロットは、粘度の低い新開発のインクを採用し、なめらかな書き味で書き出しもかすれないノック式油性ボールペン「アクロボール」を発売する。
パイロットは9月15日、粘度の低い新開発のインクを採用し、なめらかな書き味で書き出しもかすれないノック式油性ボールペン「アクロボール」を発売する。価格は157円から。
油性ボールペンには、にじまず、紙に裏写りしにくいというメリットがある一方で、インクの粘度が高く、書き出しがかすれてしまうという問題点もあった。
アクロボールは、溶剤の配合を調整し、粘性、紙への定着性などを調整した新開発の染料系油性インクを採用。従来の油性インクの5分の1の粘度に抑え、なめらかな筆記を可能にしたという。ペン先にはバネを内蔵しており、使わないときはボールがふたの役割をするため、インクが漏れ出たり乾燥するのを防ぐ。
グリップ部には、タイヤの溝によく似た凹凸をつけた「タイヤパターン」のラバーを採用し、グリップ力が向上している。また、握り位置、太さ、形状などの調査データに基づいて、グリップ形状に握りやすいようにカーブを付けた。
サイズは11.4×143ミリ(軸径×長さ)。インク色は黒、赤、青の3色で、いずれもボール径が0.7ミリと1.0ミリの2タイプをそろえる。クリップ部とペン先の口金にポリカーボネート樹脂を使用した「アクロボール150」(157円)と、金属を使用した「アクロボール250」(262円)を用意する。
製品名 | 価格 | インク色 | 本体色 |
---|---|---|---|
アクロボール150 細字タイプ | 157円 | 赤/黒/青 | ブラック/レッド/ブルー/ソフトブルー/ピンク/イエロー |
アクロボール150 中字タイプ | ブラック/レッド/ブルー | ||
アクロボール250 細字タイプ | 262円 | ||
アクロボール250 中字タイプ | |||
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.