片手で軽く40枚 マックス、小型なのに中型並みのホッチキス仕事耕具

マックスは、40枚までの厚い書類を片手でとじられる小型ホッチキス「Vaimo 11」を発表した。中型ホッチキスに採用されていた構造を小型化し、針も専用のものを開発した。

» 2008年09月04日 19時29分 公開
[杉本吏,ITmedia]

 マックスは9月3日、40枚までの厚い書類を片手でとじられる小型ホッチキス「Vaimo 11」を発表した。発売は9月16日で、価格は1575円。1000本入りの専用針1箱が付属する。


 マックスによれば、小型ホッチキスでコピー用紙などの薄い紙をとじる場合、これまでは最大で20枚までしかとじられず、それ以上の枚数になると針が太い中型か大型のホッチキスを使う必要があった。Vaimo 11は小型ホッチキスでありながら40枚、従来機種の“倍も”とじられることから名付けられた(Vaimo)という。

 本体には、針を紙に対して垂直なまま刺すためのステープルガイドを搭載し、貫通した針を受け止める「2段クリンチャ」や、針の変形を防ぐ「オニバ」も採用した。これらはもともと中型ホッチキスに採用されていた構造で、サイズを小さくしてVaimo 11に内蔵した。

 針も専用の「No.11-1M」を開発した。針の太さは従来の小型ホッチキス用のままに、幅を2ミリ、高さを1ミリ長くしたという。テコの原理を応用してとじる力を約50%軽減したホッチキス「SAKURI」に搭載している「軽とじ機構」や、とじた針が平らになる「フラットクリンチ機構」も採用している。

 サイズは30×107×68ミリ(幅×奥行き×高さ)、重さは165グラム。本体カラーはブルー/レッド/イエロー/ブラック/ホワイトの5色を用意する。専用針「No.11-1M」は、1箱1000本入りで115円。

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