ソースネクストは、PCソフトをUSBメモリに収録してパッケージ販売する「Uメモ」シリーズを発表した。まずは9月5日に「筆王 ZERO」「いきなりPDF Platinum」など7タイトルを発売する。
ソースネクストは8月27日、PCソフトをUSBメモリに収録してパッケージ販売する「Uメモ」シリーズを発表した。まずは9月5日に「筆王 ZERO」「いきなりPDF Platinum」など7タイトルを発売予定で、価格は3970円から。同一のソフトをCD-ROM版とUメモシリーズで同価格で併売する。
1GバイトのUSBメモリに、PCソフトを収録してパッケージ販売する。PCのUSBポートに接続するとWindowsのオートランダイアログからインストールを行える仕様で、ドライバなどは不要だ。
ソフトの保存領域と空き領域は特にパーティション分けなどはされておらず、通常のUSBデータストレージとしても使える。ソフトは削除することも可能で、ユーザー登録をしておけば誤って削除してしまった場合もWebサイトからダウンロードできるという。
Uメモは、ソフトをインストールしなくても通常のUSBメモリとして使うことができる。方法は、オートランダイアログから「フォルダを開く」を選ぶか、マイコンピュータ上でアイコンを右クリックして「開く」を選ぶかの2通りだ。
メモリ内のデータ保存領域には、ソフトを格納するフォルダが入っており、残りの空き領域は自由に使える。編集部で試した筆王 ZEROの場合、あらかじめ使用している領域が484Mバイト、空き領域が488Mバイトだった。
9月5日には第1弾として「筆王 ZERO」「驚速 for Windows Vista」など7タイトルを発売し、続いて10月3日には「特打 PLUS」「いきなりPDF COMPLETE 4」など13タイトルを発売する。年内にはさらに10タイトルを追加して、全30タイトルを発売予定だ。
「ソフトウェアをUSBメモリに収録することには、メリットしかない」。松田憲幸社長はそう強調する。Uメモシリーズの主なメリットは、CD-ROM/DVD-ROMドライブを搭載していないPCでも使用できる点、PCに接続したときのメディア認識速度やインストール速度が高速な点、インストール後には通常のUSBストレージとして利用できる点だ。
一方、「デメリットは特にない」(松田社長)。過去にPCソフトの販売メディアがFDからCD-ROMへと移行した際には「CD-ROMは容量の点では優れているが、書き込みができない」というユーザーからの声があったが、CD-ROMからUSBメモリへの移行を考えた場合、「そうした欠点は見当たらない」という。
Uメモシリーズとして販売するUSBメモリの容量は1Gバイトで、空き領域はユーザーが自由に使用できる。今後しばらくはCD-ROM版とUメモシリーズを併売するが、「ユーザーサイドの反応を見ながら、将来的にはUメモシリーズのみに統一することも想定している」(小嶋智彰取締役)とした。
製品名 | 価格 | 発売 |
---|---|---|
ウイルスセキュリティ ZERO(3台まで使える新パッケージ版) | 4980円 | 9月5日 |
筆王 ZERO(2009年パッケージ) | 4980円 | |
携快電話 ZERO | 4980円 | |
ホームページ ZERO | 9800円 | |
驚速 for Windows XP | 3970円 | |
驚速 for Windows Vista | 3970円 | |
いきなりPDF Platinum 特別版 | 3970円 | |
特打 PLUS | 3970円 | 10月3日 |
いきなりPDF COMPLETE 4 | 9850円 | |
B's Recorder GOLD9 PLUS BASIC | 4980円 | |
B's 動画レコーダー | 3970円 | |
SOURCENEXTstyle ドライブクリーナー | 3970円 | |
引越おまかせパック 2 GOLD | 3970円 | |
PowerDVD EXPERT 2 | 3970円 | |
モバイル動画 プラスDVD(iPod・PSP対応版) | 3970円 | |
本格翻訳 6 | 3970円 | |
ThinkFree てがるオフィス | 3970円 | |
Paintgraphic 2 Platinum | 3970円 | |
信長の野望・天下創世 | 3970円 | |
三國志 IX | 3970円 | |
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