東京ビッグサイトで開催されたグッドデザインエキスポ2008。会場で見かけた一風変わったデザインのUSBメモリを集めてみた。
東京ビッグサイトで開催されたグッドデザインエキスポ2008。普段はBiz.IDの“USBメモリ担当”として、スペックを中心とした記事を書いている筆者だが、これを機にグッドデザインな製品についても勉強せねばなるまい――ということで、会場で見かけた一風変わったデザインのUSBメモリを集めてみた。
USBメモリ関連の展示スペースを歩いていてひときわ目を引いたのが、PSLの「USB People」だ。頭部にコネクタを収納した人形タイプのUSBメモリで、さまざまなデザインがずらっと並んでいる様はまさに壮観。職種別やサッカーの各国代表ユニフォームなど数十種類のデザインをそろえており、製品サイトでは、自分で顔や色のパーツを選んで、オリジナルのイメージを作成可能だ。
ライトニングの「GRiD TAG」は、タグのようにくるっと輪を作って、バッグの持ち手やベルトなどに付けて持ち歩けるデザイン。「データを持ち運ぶ機械」としてではなく、「例えば缶切りやハンガーのように」(デザイナーの松田卓哉氏)、日々の生活で慣れ親しんでいる製品として使ってほしいという。
Apacer Technologyの「Handy Steno AH161」は、ジグソーパズルをコンセプトにした製品だ。キャップ、本体、ストラップ部の凹凸を組み合わせて、自由な形を創造できるデザインになっている。
iriverの「Domino」やPower Quotient Internationalの「Intelligent Drive i828」は、コンパクトでスタイリッシュなデザインが目立つ製品だ。Dominoは重さ約2グラム、Intelligent Drive i828は約1.5グラムと、持ち歩いていることを忘れてしまいそう。
USBメモリを購入する際には気にしたいキャップレスタイプの製品もあった。ソニーの「USM-L」は、ノックスライド方式を採用しており、ボールペンのようにノックすると、カチッとコネクタ部が出てくるのが気持ちいい。A-DATA Technologyの「N702」は、本体上部を180度ひねるようにするとコネクタが出てくるタイプで、キャップ紛失のおそれがない。
自分から何本も買うようなものではないが、人からもらったりするとけっこう便利に使ってしまうUSBメモリ。筆者も製品発表会でお土産にもらったものを愛用している。シンプルな見た目の製品も多い中、デザインにもこだわった製品を気になるあの人に贈ってみる――なんていうのも、実用的なプレゼントとしてけっこう喜ばれるかも?
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