2000点以上のデザインが集合 グッドデザインエキスポ2008開幕GDE2008

日本産業デザイン振興会が主催する「グッドデザインエキスポ2008」が8月22日、東京ビッグサイトで開幕した。会場に展示された製品の数々を、まずは画像でご紹介しよう。

» 2008年08月22日 23時00分 公開
[杉本吏,ITmedia]
受動歩行ロボット。大人の腰ほどの高さで、重さは10数キロだという

 日本産業デザイン振興会が主催する「グッドデザインエキスポ2008」が8月22日、東京ビッグサイトで開幕した。「2008年度グッドデザイン賞」の審査対象品を展示しているほか、全国のデザイン専攻の大学生の作品や、特設ステージでのプレゼンテーション・トークイベントなども行われる。開催期間は8月22日〜24日まで。

 一口にデザインといっても、プロダクトデザイン、建築デザイン、広告デザインなどさまざまなものが考えられるが、会場を歩き回っていて気がついたのは、普段の業務などで使用する機会の多いオフィス製品などが数多く展示されていることだ。使いやすさを追求した文具や、小ささ、薄さにこだわったプリンタやプロジェクタなど、いわゆる“機能美”を感じられるデザインがそろっている。

 会場で目に付いたのは、名古屋工業大学の藤本研究室・佐野研究室で開発した受動歩行ロボット。モーターのような動力は付いておらず、ロボット側から自律的に動くものではない。ルームランナーの上に立たせると、ルームランナーの床の動きに合わせて歩き始めた。

 会場の説明員によると、受動歩行のメカニズムは完全には解明されていない。研究が進めば、歩行障害などに悩む人の助けにもなるという。

ひざ周りの様子。人間と同様に痛みやすいという

 このほか、展示の一部を画像でご紹介しよう。






 このほか、会場で見かけた気になる製品は、後ほどの記事で詳しく紹介する予定だ。

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