アイデア出しはブラウザで――Webアプリ「e-マンダラチャート」

日本ユースウェアは、アイデア発想ツールとして知られるマンダラチャートをWebブラウザ上で作成できるサービス「e-マンダラチャート」を公開した。マインドマッピングソフト「MindManager」との連携機能も搭載する。

» 2008年08月21日 16時00分 公開
[杉本吏,ITmedia]

 日本ユースウェアは8月21日、Webブラウザ上でマンダラチャートを作成できるサービス「e-マンダラチャート」を公開した。会員登録をすれば無料で21日間の体験版を利用できる。有料版のサービス開始は9月1日で、利用料は月額980円から。Internet Explorer 6.0以上、Firefox 2.0で利用できる。

 クローバ経営研究所が開発した「マンダラチャート」は、9マスのマス目の中央にテーマを書き込み、その周囲のマスにテーマから連想される言葉を書き込んでいくことで、アイデアを広げていく発想法として知られている。通常は、紙に書いたり、市販されている専用の手帳に書いて作るマンダラチャートだが、Webアプリ「e-マンダラチャート」を利用すれば、ブラウザ上で手軽に作成できる。

(左)e-マンダラチャートの作成画面と(右)完成したマンダラチャートの例

 ログインして「チャート作成」ボタンをクリックすると、画面に9マスのマス目のテンプレートが表示される。各マスにはテキストの入力や背景色の変更、ローカルに保存したファイルの添付などが可能だ。また、画面右のテキストボックスにはメモを入力でき、1マスを1タスクと見てタスクの開始日や優先度、達成率なども設定できる。

 さらに、マンダラチャートと同じくアイデア出し・情報整理に有効とされるマインドマップを作成するソフト「MindManager 7/Lite 7」との連携機能も搭載している。e-マインドチャートで作成したマンダラチャートを、MindManagerのマップファイルに変換したり、その逆にマップファイルをマンダラチャートに変換することも可能だ。

(左)e-マンダラチャートで作成したマンダラチャートを(右)MindManagerのマップファイルに変換したところ。逆にマップファイルからマンダラチャートへの変換も可能だ

 有料版は3カ月契約(月額1400円)、半年契約(月額1200円)、1年契約(月額980円)から選べて、支払方法は銀行振込みのみとなっている。

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