Googleストリートビューのような画像を動画で見る3分LifeHacking

知らない土地の映像も360度ぐりぐり動かせる「Googleストリートビュー」。だが、経路をたどるには画面内を何度もクリックしなくてはならず、ちょっと不便だ。そんな時は地図情報サイト「LOCATION VIEW」を使ってみよう。

» 2008年08月20日 20時29分 公開
[鷹木創,ITmedia]

 いろいろと波紋を呼んでいる「Googleストリートビュー」。かく言う筆者の自宅も映っており、何だか複雑な気持ちになってしまった。

以下は編集部最寄り駅のJR有楽町付近

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 ただ、知らない土地の映像も360度ぐりぐり動かせるのは純粋に面白い。先日も都内の某所で花火を見るために事前にGoogleストリートビューで確認。そのためか、初めての土地だったのにもかかわらず、ほとんどGoogleストリートビュー通りの風景で安心できた。もちろん、目的地までも無事到着できたのである。

 目的地周辺の風景を確認するのはとても便利なGoogleストリートビュー。だが、経路をたどるには画面内を何度もクリックしなくてはならず、ちょっと不便である。もうちょっと簡単に経路を連続した画像で見たい、むしろ動画のように見たい、という人もいるはずだ。

 そんな人にオススメなのが、2007年10月にオープンした地図情報サイト「LOCATION VIEW」。こちらも専用の自動車で写真撮影を行っており、Googleストリートビューと同じように、目的地付近の風景を360度写真で確認できる。東京23区内に限れば、道路カバー率も8割を超える。Googleストリートビューに比べると画像の解像度は低いが、画像を連続して見られるところが長所だ。

こちらはLOCATION VIEWでJR有楽町付近を見たところ。Googleに比べると解像度は低い

画面右上の撮影車をかたどったコントローラーで、画像の向きや進む方向を選択

 画面右上に撮影車のシルエットと、「FRONT」「BACK」というボタンを用意。このFRONTボタンを押せば撮影車が前方に、BACKボタンを押せば後方にそれぞれ移動するので、あたかも車に乗りながら風景を確認できるわけだ。時には後ろ向きで“爆走”することになるが、それも愛嬌である。

 画面構成は、左にオススメスポットや環境設定、中央に地図情報、右に操作コンソールをレイアウトしたスリーペイン構造。ただ、中央の地図情報部分は、上部に360度の風景写真、下部に地図を配し、若干きゅうくつな印象だ。

(左)現在地を決めてから下の地図を右クリックすると「ここにとぶ」「ここにいく」と出るので、「ここにいく」を選ぶとそこまでの経路を動画で確認できる。時には後ろ向きで“爆走”することになるが、それも愛嬌だ。(右)4つのスライダーのうち、一番上のスライダーで“移動”スピードを調整しよう

右側の「お友だちに知らせる」から、今見ている風景をメールで送ったり、ブログに埋め込むURLを生成する

 とはいえ操作コンソールでは、撮影車の移動スピードを調整したり、ユーザー登録すると目的地の風景をブログなどに埋め込むためのURLなども利用したりできる。経路を動画でみたいなど、Googleストリートビューの不満点を補うサービスとしては楽しめるのではないだろうか。


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