低スペックPC対応の「Lunascape」にクラッシュ防止機能

Lunascapeは、低スペックPCに対応したWebブラウザの最新版「Lunascape 4 Lite/Pocket」を公開した。問題の発生したタブのみを閉じることで、Webブラウザ自体の強制終了を防ぐ「クラッシュ防止機能」などを新たに搭載した。

» 2008年08月12日 14時40分 公開
[杉本吏,ITmedia]

 Lunascapeは8月12日、低スペックPCに対応したWebブラウザの最新版「Lunascape 4 Lite/Pocket」を公開した。問題の発生したタブのみを閉じることで、Webブラウザ自体の強制終了を防ぐ「クラッシュ防止機能」などを新たに搭載した。Windows Vista/XP/2000/Me/98SEで利用できる。


 国産のWebブラウザとして知られるLunascapeは、Internet Explorer(IE)コンポーネントのタブブラウザ。今回バージョンアップしたのは、低スペックのPCでも快適に使えることを目的としたLunascape Liteと、USBメモリから起動できてブラウジング環境を持ち運べるLunascape Pocketだ。

 最新版のLunascape 4 Lite/Pocketでは、通常版のLunascapeに搭載されていた「クラッシュ防止機能」を搭載。Webサイトを閲覧中に何らかの問題が生じた場合に、問題が発生したタブのみを閉じることでブラウザ自体の強制終了を防ぐ。デザイン面では、スキンをタブ部分にも適用できるようになった。このほか、Windows OSのシャットダウン時に正常終了しない場合があった問題や、一部のWebサイトにおけるFaviconの表示の不具合を修正したという。

 Lunascapeでは、「USBメモリに展開して気軽に持ち運べる点と、低スペックマシンでも快適に使える点が特徴。動作も安定しているので、愛着があって捨てられないセカンドマシンなどでも利用してほしい」としている。

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