ノートPCを机上の狭いスペースで使おうとした時、ポートの位置が左右逆だったらよいのに……と思うことはないだろうか。変換アダプタや外付カードを使うことで、ほかのポートで代替できないか考えてみよう。
机上の狭いスペースでノートPCを使用していると、ポートの位置が左右逆だったらよいのに……とストレスに感じることがある。例えば、LANポートが左側にあるのにLANケーブルは机の右後方から伸びていたり、右側にUSBマウスを置いているのにUSBポートは左側だったり、といった場合だ。
こうした状態で業務の効率が著しく低下しているというのであれば、機器に実装されているポートをそのまま利用することにこだわらず、別ポートに変換アダプタや外付カードを組み合わせて代替とすることを検討してはどうだろう。もちろん費用はかかるが、数千円の出費で快適さが手に入るのであれば、検討する価値もありそうだ。今回は代表的な例として、ネットショップや量販店で簡単に購入できる3製品を紹介しよう。
USBポートに装着するタイプの有線LANアダプタを用いれば、ノートPC本体に付属する有線LANポートを利用することなく、任意のUSBポートを使ってネットワークへの接続が行える。USBポートはEthernetポートより抜挿回数の耐久性が高いため、ケーブルを抜き挿しする頻度が高い場合の破損対策としても有効だ。
製品名 | 実売価格 | 発売元 |
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GU-1000T | 4880円 | プラネックス |
最近では、小型のモバイルノートPCであっても複数のUSBポートを備えていることは珍しくないが、例えばPCの右側面だけにUSBポートがあるなど、どちらかの側面に偏っているケースは多い。
こうした場合、反対側にPCカードスロットを装備していることが多いので、そこに増設カードを接続すれば、両側にUSBポートを装備したノートPCができあがる。なお、IEEE1394やEthernetポートについても、PCカードタイプの増設カードが利用可能だ。
製品名 | 実売価格 | 発売元 |
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ツライチUSB2.0(SD-CBU2-Z1) | 1980円 | エアリア |
ノートPCの画面を外部ディスプレイに出力する時、本体のD-Sub15ピン端子にディスプレイケーブルを接続するのが一般的だ。しかし、D-Sub15ピンのコネクタはサイズが大きく、ケーブルも太く固いため、取り回しにはなにかと苦労する。
このような場合、USBディスプレイアダプタを利用すれば、USBポートを使って外部ディスプレイへの出力が行えるようになる。なお、機種や環境によっては、両方のディスプレイに同じ内容を表示する「ミラー表示」ではなく、マルチディスプレイとして使うことしかできない場合もあるので要注意。
製品名 | 実売価格 | 発売元 |
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LDE-SX010U | 9480円 | ロジテック |
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