Webブラウザ「Sleipnir」の最新バージョンでは、タイトルバーや最小化/最大化ボタンなど、ブラウザの外観すべてにスキンを適用できるようになった。また、タブを閉じる際の動作や履歴パネルの表示方法など、細かい設定にも対応した。
フェンリルは7月31日、同社が提供するWebブラウザの最新版「Sleipnir 2.8」を公開した。フレーム部分や最小化/最大化ボタンなど、Sleipnirの外観すべてにスキンを適用できるようになったほか、タブを閉じる際の動作や履歴パネルの表示も細かく設定可能になった。
新たに「フレームスキン機能」を実装し、タイトルバーなどのフレーム部分や、最小化/最大化/閉じるボタンなどにもスキンが適用できるようになった。またこれに伴い、グラフィックデザイナーであるDaisuke Yamashita氏がデザインしたMac OS X用テーマ「Siro」「Kuro」をSleipnir用に移植したスキンも公開した。
機能面では、6月28日に実施した「第2回フェンリルユーザーミーティング」においてユーザーから要望があった機能などを追加。履歴パネルで、ツールチップにWebサイトのタイトルとアドレスを表示したり、マウスボタンを離したときにタブを閉じたりといった細かい設定が可能になった。
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