「10分単位の天気予報サービス」にケータイメール版

指定した地点の天気予報を10分単位で表示するウェザーニューズの携帯電話向けサービス「10分天気予報」の予報結果が、ケータイメールで受け取れるようになった。

» 2008年07月14日 20時14分 公開
[杉本吏,ITmedia]

 天気予報の雨マークを見て、傘を持って家を出たのに、家から駅まで歩く10分の間には雨が降らなかった。結局1日中傘は使わず、単に荷物になっただけ――そんな経験は1度や2度ではないという人も多いはず。

 ウェザーニューズは7月14日、同社の運営する携帯電話向けサービス「10分天気予報」の予報結果をケータイメールで受け取れる「10分天気メール」を開始した。NTTドコモ、au、ソフトバンクモバイルの携帯端末で利用できるが、iPhoneでは利用できない。利用料は月額315円。

10分天気予報のサイト上で確認できる情報。降水量は「ポツポツ」「パラパラ」「サー」「ザー」「ゴーッ」の5段階で表される

 10分天気予報は、指定した地点の天気予報を10分単位で1時間先まで表示するサービスで、ウェザーニューズが6月26日から開始した。プロによる気象解析だけでなく、ユーザーからの「リポート」をもとに予報を作成する点が特徴だ。

 ユーザーは現在地情報とその地点の天気を選択し、サイト上でリポートとして送信する。リポートを1回送信すると予報を1回閲覧できる仕組みで、利用料は無料だ。サービス開始初日には約10万件のリポートがあり、これまでに100万人以上のユーザーからリポートが寄せられたという。

 今回開始する10分天気メールは、ケータイサイトから「希望する地点」「受信時刻」「受信曜日」を登録して利用する。希望する地点とメールを受け取る時間を自由に設定できるため、「その地点に到着するタイミングで雨が降るかどうか」が分かる。

 なお、メールには「今日明日の天気」「週間予報」「予報士コメント」など、9つの情報も合わせて表示可能。10分天気予報は、リポート送信の際に現在地情報が必要なため、利用端末はGPS機能を搭載している必要があったが、10分天気メールはGPS機能未対応の端末でも利用できる。

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