1人ではなかなか気付かない、PC利用時の姿勢の乱れ。これらをチェックして警告してくれる簡易センサーを紹介しよう。
PCを長時間操作していると、最初は適度な距離でディスプレイに向かっていたはずが、いつのまにか顔を近付きすぎていたり、逆に遠ざかってしまっている場合がある。ここに、ひじをつく、脚を組むといった「ねじれ」の動作が加わると、目が悪くなったり、肩が凝ったりする原因となりかねない。
とはいえ、こうした姿勢の乱れというのは、ふだんどれだけ気にしていても、当人はなかなか気付かないものだ。職場などであれば同僚、自宅であれば家族にチェックしてもらうことも可能だろうが、1人で作業をしている環境ではそうはいかない。
このような場合に便利なのが、サンコーの「VISOMATE」だ。居眠り防止用センサーとして売られている製品だが、これをディスプレイの上部に取り付けておくことによって、頭の位置が極端に前傾となった場合に、アラームもしくはLEDで知らせてくれる。これにより、つねに望ましい姿勢を保ったまま、作業を続けることができるというわけだ。
実際に使ってみると、アラームはかなり騒々しく、職場で使うとひんしゅくを買いかねないので、LEDで通知してくれるモードで利用することをお勧めする。本体から顔までの距離が35〜60センチの場合はLEDは青色、35センチよりも近づきすぎた場合には赤色に点滅するようになっている。ちなみにこの設定値は変更できない。
ディスプレイ上部には両面テープで張り付けて使う。姿勢のチェックはもちろんのこと、本来の用途である居眠り防止にも効果を発揮しそうだ。1人での残業や夜勤の多いビジネスマンにもお勧めできる製品である。
製品名 | 実売価格 | 発売元 |
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VISOMATE | 2980円 | サンコーレアモノショップ |
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