たとえメタボでも――4割はやせるクスリ“飲まない”：近・楽・長で選ぶメタボ対策ツール

過半数の人が「自分はメタボ」だと認識しているが、「飲むだけで5キロやせるクスリ」は“飲まない”――。メタボリックシンドロームに関する意識調査で、そんな興味深い事実が分かった。アイシェア調べ。

　アイシェアは、同社が提供するサービス会員を対象に「メタボリックシンドロームに関する意識調査」を行った。回答したのは20代から40代を中心とする405名（男性52.8％、女性47.2％）で、期間は6月13日〜16日。

「自分はメタボ」と思っているのは男性だが、ダイエット経験者は3割

　「自分はメタボだと思いますか？」という質問に対しては、「メタボだと思う」「プチメタボだと思う」と回答した人が全体の過半数に達した。男女別に見ると、自分をメタボだと思っている人は男性が23.8％、女性が14.1％と、男性の方が1割ほど多かった。

　ダイエット経験があるのは約半数で、男女別では女性の7割がダイエット経験者であるのに対し、男性は3割にとどまった。ダイエットをした人の中で「成功した」と答えたのは全体の61.9％で、男性は65.8％、女性は59.3％。

痩せるクスリ「自分はメタボ」でも4割は“飲まない”

　「もしも飲むだけで今より5キロ痩せられるクスリがあったらどうしますか？」という問いには、全体の64.0％が「飲まない」と回答。「自分はメタボ」と認識している人でも、43.6％は飲まないと答えている。

　また、全体の7割は自分の腹囲（ウエスト）が何センチであるか知っており、回答者の年齢層が高くなるにつれて「知っている」と答える人の割合は多くなる。40代は、自分のウエストサイズを知っている人が約8割と、20代に比べ2割多かった。