月額300円、ATOKに月額課金モデル

パッケージ版として提供してきた日本語入力システム「ATOK」に、月額課金モデルが登場する。「手軽に使ってもらう」ことを目指す。

» 2008年06月18日 14時47分 公開
[斎藤健二,ITmedia]

 ジャストシステムは6月18日、日本語入力システム「ATOK」の月額課金モデル「ATOK定額制サービス」を9月2日から開始すると発表した。

 同社サイトからプログラムをダウンロードし、月額300円で利用できる。各種Windowsにて利用可能だ。機能的には「ATOK2008の通常版に準ずる」(同社広報)もので、辞書・辞典コンテンツや、「ATOK定額制サービス」利用者限定のサービスも提供していく予定。

 ATOK2008通常版が8000円なのに対し、定額制サービスでは年額で3600円。「パッケージの購入をためらっている人にも、手軽に使ってみてほしい」(広報)という狙いがある。反応を見て、「今後、Macなどほかのプラットフォーム向けや、ほかの製品への展開も検討していく」という。

 サービスは、「ATOK for Windows 月額版」 と1年間の利用権を前払いする「ATOK for Windows スターターパック 1Year版」 の2種類を用意する。月額版のプログラムは同社サイトからのダウンロード提供で、支払いはクレジットカードのみ。1Year版はパッケージ版も用意し、価格は3200円。

 それぞれインターネットを通じて利用権の確認を行う。1週間に1度程度同社のサーバと通信して認証を行い、利用権が切れている場合はアラートを出す仕組みだという。

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