あなたは何する？　“巻き込みエコ”：Biz.ID Weekly Top10

6月から特集「みんなで作る地球のあした、企業発“巻き込みエコ”最前線」が始まった。さっそく筆者も巻き込みをもくろんだが――。

　今回のBiz.IDアクセスランキング、1位は仕事時間を節約する方法を紹介した記事。筆者もよくやる手としては、

• （締め切りを設けるために）ランチまたはディナーの約束をする
• 自分との会議を設定する
• 頭の中身を吐き出す

　などがある。筆者としてはランチ（またはディナー）よりも、飲み会の約束をしてしまうほうが効果が高いのは秘密だ。逆になかなかできないのは、このあたり。

• 電子メールを5センテンス以内に
• 1日の最初の1時間は電子メールをチェックしない
• ToDoリストの作業をやらないことにして消す
• 「限定されたイエス」をマスターする

　特にメールは5センテンス以内にまとめるように悩んでいるが、悩んで遅くなるよりもテンプレ通りに書く方が早いかもと思ってしまう。

　さて、6月からは月刊総務との特集「みんなで作る地球のあした、企業発“巻き込みエコ”最前線」も始まった。地球の明日とはずいぶん大げさな感じだが、巻き込みエコというのは気に入っている。

　エコと言えば今回のTop10でもエコ関連の記事が多い。先ほどの1位の記事のように早く仕事を終えれば、PCの電源を1秒でも早く切れる。紙をプリントアウトする時も両面印刷やNアップ印刷を心掛け、できれば裏紙を出さないようにしたい（2位）。古くなったPCをリユースする（6位）のもいいだろう。すべて実行すれば、CO2の排出量もずいぶん削減できるのではないだろうか。

　オフィスでのCO2削減を目指して、筆者もささやかな努力をしたい。と盛り上がっていたら、となりのS記者が冷静に指摘した。「飲み会はダメですよ」。なんでだよ、飲み会の予定を毎晩入れたら残業せずに済むじゃん。早く帰れそうじゃん。だいたい、なんで飲み会の予定を入れようとしてたこと知ってるんだ。

　S記者の返答はこうだ。「そもそも（Tさんが）飲み食いするほうがCO2を排出するんじゃないんですか」――。こうして筆者の巻き込みエコのもくろみは瓦解したのである。