「あわわ、あの請求書、どこにやったっけー」。僕は杉浦直人。この会社に入って3年目の営業だけど、忙しさのあまり、机の上の整理整頓がまったくできていない。今日提出しなくちゃいけない請求書を探して、右往左往しているところ。あー、こういう時に限ってなかなか出てこないんだよな。こんなんじゃ、昨日は飲まずに机の上を整理していたほうがよかったよ。実家の姉さんからの手紙もどこかに混ざってしまった。姉さん、反省しています……。
二日酔いにイライラしながら直人がガサガサ探している脇を、上司の稲葉博が通り過ぎる。「おい、どうした? また何か探してるのか?」。昨日も遅くまで客先でプレゼンテーションし、その後は直人と2人で終電まで飲んでいたとは思えないほど、稲葉は普段通りだった。黒のスーツに身を固め、いつでも臨戦態勢。さすがは、女性社員から“ダンディー”と呼ばれるだけのことはある。
一緒に飲んでたのに稲葉さんは元気だし、相変わらずカッコイイし、それに比べて僕ったら……。姉さん、神様は不公平です――肩を落とす直人。思わず稲葉にも「請求書がないんです……」と泣き言をもらした。「お、あの時の請求書か、どれどれ」と散らかった机の上を一緒に探す稲葉。「しかし、どうしたらここまで散らかせるのかね(苦笑)」。もう泣きたくなってきた。
探すこと数十分――。「おう、あったぞ!」とようやく発見の声。「あ、ありがとうございます」。正直見つからなかったらどうしようと思っていたから、思わず感謝の言葉も上ずる直人であった。
「しかし、さすがにこの散らかしっぷりはどうかと思うぞ」。稲葉の重低音でグラマラスな声が、今は鋭く直人の胸に突き刺さる。うう、確かに散らかしてるし、稲葉さんの机はスゲーきれいだし、姉さん……。
でも、本当に稲葉さんの机は整理されてるよなあ。何であんなにきれいなんだろう。アレ、あの物体はなんだ? 直人の目に赤くて四角い物体が飛び込んできた。
「なんだ、これのことか」。謎の物体をつかんだ稲葉が、直人の前で説明する。これはキュービック「テプラ」だ――と。ラベルライター「テプラ」PROシリーズの最新モデルである。
「テプラって、あのファイルのタイトル用ラベルなどを作るテプラですか?」「そうだ。何かおかしいか?」「だって、テプラと言えばキーボードがあって、もうちょっと灰色っぽくて、うちのオフィスにもあったと思いますけど、どこにしまいましたっけ? とにかく、いかにも事務用品だったじゃないですか。」
いたずら少年っぽい笑みを浮かべて稲葉がキュービック「テプラ」のふたを開けた。「あ! キーボード!! しかも液晶がきれいで見やすいです」「そうだ、このテプラは液晶にバックライトが付いて、暗いところでもばっちり作業ができる。深夜の残業でも書類の整理ができるぞ」。恐ろしいことをさらっという。「しかもこの新しいテプラは、ATOKの予測入力機能が付いているから、入力作業もスピーディーに効率よくできるんだ」。つまり、「深夜の残業でも効率は落ちないってことですね、あ」。余計なことを言ってしまったようだ。
「とにかく、ちょっと使って、整理整頓に役立ててみろ」と、キュービック「テプラ」を渡された直人。四角いスタイリッシュなデザインが目につく。しかもコンパクト。これなら机の上に置いていてもおしゃれだ。それに机の上ならすぐに手を伸ばせるし、わざわざテプラを探しに行く必要もないから、面倒くさがらずに使える気がしてくる。試しに、キュービック「テプラ」を開けてみた。両手でホールドして、親指で入力する感じか、なんだか携帯ゲーム機かスマートフォンのようで意外と打ちやすいな。「業務日報」と入力すると、ラベルがスムーズに出てくる。姉さん、これいいかも。
「いやーん、カワイイ!」。それは、ベビーフェースな僕のこと? 僕、杉浦って言うんだけど……。なぜか赤くなっている直人をスルーして「これなんですか?」と総務の女子社員たち。キュービック「テプラ」を机に置いたまま、両手でキーボードを打ち始めた。「これ、借りてもいいですか」「あ、実はそれ稲葉さんのなんだよ」「それを早く言ってください! すぐ稲葉さんのところに行かなきゃ♡」。あ〜あ。
「おはようございまーす」。朝からフロアには稲葉のセクシーボイスが響き渡る。黙々と仕事する直人の後ろを通り過ぎる時、ようやく気付いた。「お、キレイになったじゃないか」。「僕だって、やるときゃやるんです」と言いながら、直人が見せたのは白いキュービック「テプラ」だった。
「思わず自宅用にも買っちゃいました」「それは家でも仕事をする、ということだな。いい心掛けじゃないか」。わわ、また余計なことを言ってしまったようです、姉さん――。
「もっとひとりひとりのユーザーのそばに」という新コンセプトで開発した、キュービック「テプラ」。それぞれのユーザーのオフィスや生活空間にいつも置いておけるようなスタイリッシュなデザインが特徴だ。
もちろんデザインに加えて、ラベルライターとしての性能も充実。バックライトを備えた液晶パネルで視認性を向上したほか、ATOKによる予測入力、学習機能付き連文節変換などでラベル作りをしっかりサポート。20年目のテプラは、デザイン、使い勝手ともに大きく成長したのだ。
キュービック「テプラ」 | |
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正式名称 | 「テプラ」PRO SR600 |
カラーバリエーション | パールホワイト/レッド |
サイズ | 100×105×104ミリ(幅×奥行き×高さ) |
重さ | 約550グラム(電池とテープカートリッジ除く) |
ラベル幅 | P-TAPE規格 4・6・9・12・18・24ミリ |
表示文字数 | 6文字×4行 STN液晶 バックライト付 無段階調整開閉式 |
カッター | オートカッター |
漢字変換方式 | ATOK(予測入力、学習機能付き連文節変換) |
電源 | ACアダプタ・単3アルカリ乾電池×6本(別売) |
メーカ希望小売価格 | 2万3940円 |
PC接続専用タイプとしては、初めてMac OSにも対応した「テプラ」PRO SR3700P。ホワイトとブラックのツートンカラーで、インテリアなどにも違和感なく溶け込む。
横置き/縦置きが可能で、PCデスクのわずかなスペースにも設置可能できるようになっている。270dpiの高精細な印刷機能や、同じラベルを大量に作れる連続印刷機能も魅力だ。
「テプラ」PRO SR3700P | |
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サイズ | 約48×145×107ミリ(幅×奥行き×高さ) |
重さ | 約360グラム(テープ除く) |
ラベル幅 | P-TAPE規格 4・6・9・12・18・24ミリ |
カッター | オートカッター |
電源 | ACアダプタ |
PC接続 | USB接続 Windows Vista/XP/2000、Mac OS X 10.5/10.4 |
発売日 | 7月3日 |
メーカ希望小売価格 | 2万790円 |
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提供:株式会社キングジム
企画:アイティメディア営業本部/制作:ITmedia Biz.ID編集部/掲載内容有効期限:2008年7月9日