“PCで仕事”を速くする:第20回 Dropboxですべては解決してしまった (3/3)
でも注意点
こんな素晴らしいDropboxだけど、もちろん注意点もある。1つは当然セキュリティだ。
データの転送はSSLで行われ、サーバ上ではAESで暗号化されているという。サーバストレージとしてはAmazon S3を使っているということなので、アップしていたデータがトラブルで消えた、という心配もあまりしていない。
セキュリティというのは、複数のPCにデータが保存されるようになるということと、Dropboxのページに自分のIDでログオンされたら、ファイルも閲覧できてしまうという2点だ。ファイルのセキュリティを守るには、まずは物理的な隔離から。同期していいファイルかどうかはしっかり判断しておく必要がある。
2つ目は、利用できるサーバ容量が2Gバイトだということ。HDDのすべてを同期できるわけじゃないということだ。だから“編集なんかしない、保存しているだけ”というファイルは手作業でコピーしておいて、頻繁に作業して変更が入るファイルだけを同期するようにする。ビジネス文書であれば、2Gバイトあればけっこう間に合うものだ。
最後の注意点は継続性。あまりに便利なサービスなので、最も困るのはDropboxを提供するEvenflowが事業を止めてしまうこと。これだけの内容を無償でベータ版提供しているDropbox。有料になっても筆者は間違いなく料金を払う。ぜひビジネスとして利益を出して、事業を継続していってほしいと思う。
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