キヤノンは、「Satera」シリーズとしてA4カラーレーザープリンタ「LBP5050/LBP5050N」を5月22日に発売。高さが262ミリと「国内最薄だ」(キヤノン)という。
キヤノンは、ビジネスプリンタ「Satera(サテラ)」シリーズとして、A4カラーレーザープリンタ「LBP5050/LBP5050N」を5月22日に発売する。価格はLBP5050が6万8040円、ネットワーク機能を標準で搭載したLBP5050Nが8万3790円。
LBP5050/LBP5050Nは、省スペースと操作性の両立を目指した。大きさは401×452×262ミリ(幅×奥行き×高さ)と背が低いことが特徴で、「A4カラーレーザープリンタとしては国内最薄」(キヤノン)。インクの交換やプリンタ用紙の給排紙は本体前面で行うようになっており、同社では「デスク上だけでなく、カウンター下やPCラックなど、狭いスペースにも置ける」という。
また、低消費電力のオンデマンド定着により、ネットワーク機能がないLBP5050では最大535ワット、待機時は約11ワット、スリープ時は4ワットを実現した。このほか、ファンレス構造のため、待機時の稼働音が無音となっている。
プリント速度はA4モノクロで毎分12枚、A4カラーで毎分8枚。給紙容量は最大150枚。本体重量は約16キログラム。
キヤノンではまた、A3モノクロレーザープリンター「LBP3980」とA4モノクロレーザープリンター「LBP3100」を発表。6月上旬から順次発売する。価格はLBP3980が15万5400円。LBP3100はオープンプライスだが、店頭価格は2万円前後の見込み。
LBP3980は、A4モノクロで毎分35枚の印刷ができる業務用モデルで、最大給紙枚数は1850枚。ネットワーク機能も標準で搭載し、IPv6にも対応した。大きさは518×439×292ミリ、重さは約19.3キロ。一方のLBP3100は、A4モノクロで毎分16枚の印刷ができる。372×250×197ミリ、5.4キロのコンパクトモデルだ。
このほかキヤノンでは、認証プリンタシステム「ICカード認証プリントマネージャー AS-D1」を8月に発売する。AS-D1本体をUSBまたはLANを通じてプリンタに接続し、あらかじめ登録したICカードをAS-D1にかざすことで、印刷できるようになるシステムだ。
キヤノンによれば、認証サーバなどの大がかりなシステムなしに、AS-D1を追加するだけで認証プリントできることが特徴だという。価格はFeliCaだけに対応したFeliCa対応版が8万1900。FeliCa以外もType A、Type Bの非接触カードにも対応したマルチカード対応版が11万3400円となっている。
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