読者のVanlが、Thunderbirdのごみ箱フォルダを正しく設定する方法を教えてくれた。それにはThunderbirdの設定を以下のように編集する必要がある。
Vanlに感謝!
Update 2:あるGmail IMAPエンジニアが、Trashの設定の影響について以下のように説明している。
[Gmail]/Trashをごみ箱フォルダとして使うと、思いも寄らない問題が起きることがあるため、Gmailチームはこれを推奨していない。
われわれは、推奨クライアント設定のページでは問題が起きる原因までは説明していない。問題は、複数のラベルが付いているメッセージをGmailが1部しか保持していないということだ。メッセージを[Gmail]/Trashフォルダに置くとゴミ箱ラベルが適用され、Gmailにそのメッセージをすべてのラベルから削除するよう指示することになる。Gmailは30日後にそのメッセージを消す。
複数のラベルが付いたメッセージは、複数のフォルダに入っていると思っている人もいるだろう。そのメッセージを1つのフォルダから消したら、そのフォルダからだけ消えると思っているだろうが、ごみ箱を[Gmail]/Trashに設定していると、誤ってすべてのフォルダからメッセージを消してしまうことになる。
すべてのメッセージを別のフォルダ(またはラベル)にコピーして保存するフィルターを設定しているとしよう。その場合、Thunderbirdの受信ボックスでメッセージを消しても、別のフォルダにコピーが保存されていると思うだろうが、実際には両方のコピーを消すことになる。あるいは、Gmailが「[Gmail]/All Mail」フォルダに自動的に作る「第2のコピー」を当てにしている人もいるかもしれない。くどいようだが、メッセージをゴミ箱に移動すると、[Gmail]/All Mailフォルダからも削除される。
または、単に間違ってメッセージを別のフォルダに「移動」するのではなく「コピー」してしまった場合、コピーを「削除」すると、実際は両方の場所からメッセージが消える。
要するに、Gmailのゴミ箱フォルダを使うなら、そこに入れたメッセージのコピーは、移動させたコピーだけでなく、すべて削除される。
この記事は、Lifehackerの発行元である米Gawker Mediaの許可を得て、アイティメディア株式会社が翻訳したものです。翻訳責任はアイティメディアにあります。