本を開いたまま入力作業を行うのに便利な「ブックストッパー」。今回はその“ライバル”ともいえる製品を紹介しよう。
本連載でも以前紹介した「ブックストッパー」。本を開いたまま固定し、参照しながらPCの入力作業などを楽に行うためのグッズだ。
今回紹介するのは、これとほぼ同じ役割をもつ「BookClip」だ。商品名から分かるとおり、本専用に作られたクリップで、やはり本の両側を挟んで固定する。
ブックストッパーは両側に可動式の重りがついており、机上にぴったりと接地できることが特徴だった。また、重りをスタンドとして用いることで、ちょっとしたメモスタンドとして用いることもできた。本製品は可動部分がなく、たんに本を挟み込むための機能しか持たないが、そのぶん耐久性があり、多少手荒に扱っても問題ない。
特に、挟む部分の幅が約12センチ程度と広いことから、ちょっとした衝撃でページが外れてしまうといったことがない。クリップ部の幅がおよそ1センチ程度しかなく、ページの反発力で外れやすかった従来製品にはないメリットだ。そのため、判型の大きな本を固定する用途においては、ブックストッパーよりもむしろ本製品のほうがお勧めであると言える。
クリップの内側、本に接触する部分はフェルト素材が用いられており、本を傷める心配も少ないなど、細かいところにも工夫が行き届いている。販売は1個単位だが、本の両端を固定することを考えると、2個単位で買い求めるのがよいだろう。
製品名 | 実売価格 | 発売元 |
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BookClip | 840円 | プラムネット |
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