複数の電源コードを同一方向にスッキリ延長する3分LifeHacking

一般的な電源タップでは乱雑になりがちな電源ケーブルの分岐。今回紹介する製品なら、電源ケーブルを同一方向にスッキリと延長させることが可能だ。

» 2008年04月14日 12時00分 公開
[kizuki,ITmedia]

 たくさんの電化製品を利用するにつれ、コンセントは自然と乱雑になる。とくに、一般的な電源タップの場合、差した電源ケーブルはタップ本体から垂直方向に分岐する形になるため、結果的に四方八方に広がってしまう。電源ケーブルをさまざまな方向にはわせたい場合はこれでよいかもしれないが、すべての電源ケーブルを同じ方向にはわせる場合であれば、見た目も悪いうえに、余ったケーブルも目立ってしまう。

製品本体。0.3〜3メートルまで複数モデルをラインアップしている

 今回紹介するエレコムの「コードすっきりタップ」は、4個口がすべて同一面にまとめられている電源タップだ。一般的な電源タップでは横に長いため、電源ケーブルの向きがバラバラになりがちだが、コードすっきりタップは4個口がコンパクトにまとまっている。すべての電源ケーブルが一方向に延びる形になるため、配線がキレイに見えるうえ、余ったケーブルも目立たなくなる。

 実際に使ってみると、これまで余って仕方がなかった電源ケーブルが引き延ばされる形になり、ケーブルが絡み合った“スパゲティ状態”が驚くほど解消される。オフィスユースであれば、離れたところにある壁のコンセントから延長コードで電源を引っ張ってきて、自分の席の足元でコードすっきりタップを使って、分岐させる――といった用途にもぴったりだ。

 4つ並んだ口がそれぞれ隣接しているため、ACアダプタはもちろんのこと、成型が厚めのプラグが差し込めないのが難点だが、これはデメリットというよりも向き不向きの問題と言えるかもしれない。多数の電化製品を使っていて、コードの取り回しに頭を痛めていた人には、ぜひ試してほしい製品だ。

(左)本体のアップ。2P式×4個口を同一面にレイアウトしている。なお、6個口モデルも存在する。(右)リアビュー。ややナナメ上を向いた形状

(左)一般的な電源タップだと、挿した電源ケーブルは垂直方向に伸びるので、どうしても乱雑になる。(右)実際に電源プラグを挿した状態。電源タップと延長ケーブルのいいとこ取りといった体裁の製品だ
本日のレシピ
製品名 実売価格 発売元
コードすっきりタップ 1365円(1メートルタイプ) エレコム

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