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新入社員がやってくる──専門知識を教える技術:

第1回 “分かりやすく説明”しては、いけないんですか? (1/5)

4月は人事の季節。新入社員や異動してきたチームメンバーたちに“専門知識の教育”を施さなくてはなりません。「簡単に言うけど、なかなか難しいんだよ」と悩む方も多いのでは? 今回の短期集中連載では、その方法を徹底的に説明します。
2008年02月26日 14時35分 更新

 4月になれば大学を出たての新入社員が入ってきます。入ってきたらすぐに“新人教育”をしなければなりません。この連載では、その中でも“専門知識の教育”をテーマにとことん語る予定です。

 なお、「専門知識」というのは「その仕事・その会社に特有の知識の体系」のことであって、決して「○○士(師)」といわれるような特定の資格に直結するものばかりではありません。例えばどんな仕事にも「業界用語」がありますね。IT業界なら「要求定義」「仕様書」「コード」、金融業界なら「元本保証」「利回り」「分配」などなど。日ごろなにげなく使っている「業界用語」や「自社用語」が新入社員や取引先に通じずに困った経験は、ほとんどの人が持っています。それが「専門知識」なんです。

 単に「試験に通るための知識」ではなく、“現場の仕事で不可欠な、実体験に基づいた”専門知識を、何も知らない新入社員に効率よく教え込むにはどうすればよいのでしょうか?

「分かりやすく説明」してはいけないって本当?

 実は「専門知識を教える」という状況に限定すると、逆説的ですが「分かりやすく説明しようとしてはいけない」という面があります。

 「そ、そんなばかな!」と、すごい勢いで否定したくなるかもしれませんが、少なくとも2割ぐらいは真実です。たった2割と思われるかもしれませんが、この2割に重要な落とし穴が隠れていることをぜひ知っておいてください。

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[開米瑞浩,ITmedia]

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