一日の終わりに自分を振り返るのはいい習慣です。自分に問いかける5つのリストを用意しました。
五省(ごせい)とは、昭和初期の海軍兵学校(現在は海上自衛隊幹部候補生学校)において、生徒がその日の行ないを反省するために自らへ発していた5つの問いかけのこと。以下より一部編集の上引用しています。
※参考情報・引用元:五省−Wikipedia
一日の終わりに自分を振り返ってみるというのはよい習慣ですね。この「五省」は、言葉こそ古めかしいものの、形式的にも内容的にも優れたリストです。このまま諳んじようということではなく、自分のための振り返りリストを作る際に参考にしてもらうために紹介しています。
形式的に優れているのは、リズムがよく唱えやすいという点。一日を振り返るという目的に照らせば、これは重要なポイントです。
内容的に優れているのは、どれも「態度」に対する振り返りであるという点。目標を達成したか、成功したかといった「結果」ではなく、どんな「態度」で過ごしたかだけが問われています。
結果はコントロールできません。結果が失敗だったから今日はダメな日だった……ではないはず。しかし、態度は選べます。自分の基準に照らしてよい態度で1日を過ごせたか。振り返るべきはそのポイントです。
本文中、*ListFreak(リストフリーク)というサイトに触れている部分があります。*ListFreakは2005年11月に開設したリスト収集・共有・活用サイトです。
*ListFreak - 世の中の知恵やコツを「リスト」で共有するサイト
株式会社アーキット代表、グロービス経営大学院客員准教授。「個が立つ社会」をキーワードに、個人の意志決定力を強化する研修・教育事業に注力している。起-動線など複数のサイトを運営。ネットメディアへの寄稿も多い。外資系コンサルティング企業時代にシリコンバレー勤務を経験。
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