Google Earthに気象情報レイヤー登場――「雲」や「気象レーダー」も

最新の雲の様子や気象レーダー、気象情報を確認したり、地上から雲を見上げたりすることが可能になった。情報は定期的に更新される。

» 2007年11月09日 08時42分 公開
[ITmedia]

 米Googleは11月8日、Google Earthに気象情報の新レイヤーを追加した。「Clouds(雲)」、「Radar(レーダー)」、「Conditions and Forecasts(天気と予報)」の3レイヤーで、「Weather」フォルダの下に表示されている。また、「Information」をクリックすると、各レイヤーの情報がいつのものかを確認できる。

Weatherレイヤーをオンにする(右)と、地球が雲でおおわれる

 Cloudsレイヤーでは、実際の雲の状況を見ることができる。情報はモントレーの米海軍調査研究所によるもので、1時間ごとに更新されるが、画面には2時間程度遅れて表示される。ズームインすると、雲を突き抜けて地上にたどり着くようになっており、そこから雲を見上げることができる。

見上げれば雲とレーダー情報(緑の部分)が見える

 RadarおよびConditions and Forecastsの情報は、Weather.comによるもの。降雨情報が分かる気象レーダーの情報は15分ごとに更新され、ほぼリアルタイムで見ることができる。現在は米国本土を対象としているが、近日中にハワイやアラスカ、欧州にも対象を拡大する予定。現在の天気と天気予報は、世界5万都市を対象としており、現在の天気は1時間ごと、天気予報は数時間ごとに更新。都市によっては、現在の天気情報はより頻繁にアップデートされるという。

 「Weather」レイヤーは、最新版のGoogle Earthで利用できる。

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