うろおぼえでも辞書なしで英単語のスペルを調べる方法3分LifeHacking

前回はIMEを使い、辞書なしで英単語のスペルを調べる方法を紹介した。今回は最新ワードも調べられるオンラインサービスを紹介する。

» 2007年11月06日 12時50分 公開
[kizuki,ITmedia]

 前回、MS-IMEやATOKを利用して、カタカナ英語をもとに英単語のスペルを調べる方法を紹介した。いずれの方法も非常に手軽ではあるが、手元のPCの中にある辞書データをもとにしているため新しい言葉や専門用語への対応という点では、やや劣っていると感じられる場合もあった。

うろぼえのトップページ。うろおぼえのカタカナ英語のスペルを検索してくれるサービスだ。検索された単語の日次の統計も用意している

 ネットに接続できる環境であれば試してみたいサービスが「うろぼえ」だ。うろおぼえのカタカナ英語を入力して、スペルを調べられるのが特徴。使い方は簡単で、検索ボックスに該当のカタカナ英語を入力し、検索ボタンを押すだけである。

 うろぼえでは「カタカナ英語の付近に書かれた英単語は、その訳である可能性が高い」という前提のもと、ネット上にあるさまざまなページを解析し、対象となるカタカナ英語の付近にある単語をピックアップして表示する。一発で正解を表示するわけではないが、複数の英単語群を表示し、その中に正解がある(はず)──というわけだ。


「セントルイス」を検索したところ。いくつかの候補に混じって、正しい表記「St.Louis」を表示している。右にはYahoo!JAPANの画像検索による結果も表示。はてなキーワードでは漫才コンビのほうのセントルイスの説明も

 使う側にもある程度のリテラシーが必要だが、紛らわしい候補が表示されて困るというケースはほとんどなく、実利用上はほとんど気にならない。実際に何十個かの単語を調べてみたが、候補の中にしっかり正解が含まれていた。

 また、該当の単語をWikipediaで検索した結果や、はてなキーワード、Yahoo!JAPANの画像検索の結果も合わせて表示するので、全体像を手軽につかむには最適だ。何よりその仕組み上、IMEや辞書ソフトなどでは追いつかない最新のワードについても調べられるというメリットは捨て難い。困った時に何かと心強いサービスだ。


本日のレシピ
サービス名 利用料 作者
うろぼえ 無料 としのり氏

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