Google、Gmail刷新で高速化へ

Gmailは「コードの構造的な変更」でメールの表示が速くなり、新しい機能も加わる。

» 2007年10月31日 18時45分 公開
[ITmedia]

 米Googleは10月29日、近く無料Webメールサービス「Gmail」を刷新することを明らかにした。

 Gmailチームは「コードの構造的な変更」に取り組んでおり、まずはFirefox 2とInternet Explorer(IE)7に導入し、その後ほかのブラウザにも対応する。

 同チームは新たなコードの特徴として、動作が速くなる点を挙げている。メッセージをあらかじめ読み込んでおくため、メールを開くときにGoogleサーバにアクセスしなくてもよくなり、メールの表示が速くなるという。

 ほかのGoogleアプリケーションとコンポーネントを共用できるようになり、GroupsおよびPage Creatorと同じリッチテキストエディタ、幾つかのGoogleアプリケーションで利用されているContact Managerを採用する。新しいキーボードショートカット、特定のメッセージや電子メール検索をブックマークする機能も加わる。

 ただしGoogleは、この変更の副作用として、サードパーティーのGmail拡張機能が使えなくなるかもしれないと注意を促している。人気のある拡張機能については、開発者に連絡を取って問題解決に協力しているという。

関連キーワード

Gmail | Google | Webメール


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ