USBメモリは本当に安心して取り外せる?Biz.ID Weekly Top10

USBメモリはどんな時も、「安全な取り外し」せずに外せるものなのか? マイクロソフトに聞いた。

» 2007年10月16日 23時23分 公開
[斎藤健二,ITmedia]

 先週のアクセスランキングでトップとなったのは、PDAとして仕事でも活用するための「iPod Touch」向けオンラインサービスの記事。その動きなどを見ていると、筆者もiPod Touchが欲しくなってしまうほどの、面白いサービスがそろっている。

 ただし、自宅などアクセスポイントがあったり、公衆無線LANなどが使える環境でないと、ネットに接続できないのが玉に瑕。通信機能と無線LANを内蔵したWindows CE端末とつなぐことができるソフトウェアもあるので、お持ちの方は試してみるのもいいだろう。

 さて、先週のランキングで1位となった「USBメモリやUSB HDDを安心して取り外す」についての続報を1つ。

 記事内容は、基本ポリシーが「クイック削除」となっているデバイスなら、書き込みキャッシュを使っていないので、「安全な取り外し」を使わなくても取り外してかまわない──というものだった。

 しかし、この設定は標準的なものなのだろうか? マイクロソフトによると、「原則、USB、1394、PCMCIAといった各バスに対するOSのバスドライバが、デフォルト設定のポリシーを持っている。たとえば、USBはすべてリムーバブル扱いであり、『クイック削除』がデフォルトになっている」のだそうだ。編集部にあるPCを確認したところ、SDカードなども基本的に「クイック削除」ポリシーになっていた。

 ただし、ドライバインストール時に使うINFファイルや、PCのBIOS設定によってデフォルト設定を変更できるため、自分の知らないPCで抜き差しを行う時には注意が必要だろう。

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