“機能”で選ぶクリアホルダー5選：3分LifeHacking

「クリアホルダーなんかにこだわりはないよ──」という方もいるだろうが、意外と“選べる”のである。筆者が最近購入したり、発表会などでもらってきりしたクリアホルダーを比べてみよう。

　先日お伝えしたプラスの「カモフラージュホルダー」。幾何学模様で収納物の文字を読みにくくしたクリアホルダーである。書類仕事がメインの方でも、他社とのやり取りでその会社ならではのクリアホルダーをもらうことが多いのではないだろうか。「クリアホルダーなんかにこだわりはないよ」という方もいるだろうが、意外と“選べる”のである。筆者が最近購入したり、発表会などでもらってきりしたクリアホルダーを比べてみよう。

プラスの「カモフラージュホルダー」

一見ノーマルだけど……

　まずは普通に“クリア”なノーマルタイプ。最初に紹介するのはキングジムだ。普通のクリアホルダーっぽくても、上のほうにインデックスが書き込めるようになっており、ひと目でほしい書類にたどり着けるのが最大の特徴。それに折り返しも付いているから、中の書類がこぼれにくい。細やかな配慮を感じる製品といえそうだ。

　最近もらってうれしかったのは、3つのポケットを備えた富士ゼロックスのクリアホルダー。例えば、取り掛かった仕事、終わった仕事、人に任せたい仕事、というように用途に合わせて書類を入れられる。まさにBiz.IDでもフィーチャーしている「GTD」にもぴったりだ。さすが、ドキュメントカンパニーというだけあって、書類の整理には気を使っていることがうかがえる。

キングジムのクリアホルダー

上のほうにインデックスが書き込めるようになっている

富士ゼロックスのクリアホルダー

3つのポケットが便利

閣下や3Dメガネ付きも

“ローゼン麻生”こと麻生幹事長がモチーフ

　漫画「ローゼンメイデン」が愛読書の「ローゼン麻生」といえば、ただいま自民党総裁選真っ最中の麻生太郎幹事長。その“閣下”をモチーフにしたのが、ヤマジの「ASSORTED PRODUCTS クリアファイル」。迷彩柄で一瞬誰なのか分からないところもうれしい（？）。ちなみに収容した書類は迷彩柄のおかげもあり、いい感じで隠れる。セキュリティ性もそれなりに備えているといえそうだ。

　風変わりなホルダーもある。大同紙工印刷は3Dメガネ付きのクリアホルダーを販売。……何らかのアピールにはなるはずだ。同社では2Wayホルダーとして、マウスパッド付きクリアホルダーやペンケース付きホルダーなども製作している。

大同紙工印刷は3Dメガネ付きのクリアホルダー

こんなところに3Dメガネ

マウスパッド付きクリアホルダー

ペンケース付きホルダー

マロニエゲートのクリアホルダーはセキュリティ重視!?

　9月1日にオープンした銀座のマロニエゲート。中には東急ハンズなども入っており、筆者も取材した。このマロニエゲートのオープン時に配っていたクリアホルダーが実に実用的なのだ。

　冒頭に書いたプラスのカモフラージュホルダーのように、幾何学模様のデザイン。これが収納物の文字を読みにくくする。幾何学模様の間隔が程よく開いているから、大きめの字は読めたりするのもカモフラージュホルダーと同じだった。

マロニエゲートのクリアホルダー。デザイン的にカモフラージュ効果が高い

　こんな感じで、一見同じように見えて微妙に異なるクリアホルダーたち。IT化が進んだとはいえ、印刷した書類を入れる機会はそれほど減ってない。Biz.IDでも印刷する「ライフハックテンプレート」が始まったことだし、このあたりで“入れ物”にこだわるのもいいかもしれない。