Google製オンラインプレゼンテーションが公開された。Google Docsの名称が「Googleドキュメント」と変更され、ワープロ、表計算、プレゼンテーションの3つがそろったオンラインアプリケーションとなる。
Googleは9月18日、かねてより予告されていたWebブラウザベースのプレゼンテーション作成、共有機能を公開した。これまで「Google Docs & Spreadsheets」と呼ばれていたオンラインワープロ&表計算機能を拡張し、プレゼンテーション機能を加えたもの。名称も「Googleドキュメント」に変更となった。
プレゼンテーションは、Web上で作成が行えるほか、文書や表計算と同じように共同編集が可能。また、10MバイトまでのマイクロソフトのPowerPoint形式ファイル(ppt)のアップロードも行える(PowerPoint 2007形式には未対応)。
種類 | アップロードできるファイル | 最大容量 |
---|---|---|
文書 | HTML、TXT、DOC、RTF、ODT(OpenDocument)、SXW(StarOffice) | 500Kバイト |
プレゼンテーション | PPT、PPS | 10Mバイト |
スプレッドシート | CSV、XLS、ODS(OpenDocumentスプレッドシート) | 1Mバイト |
テキストボックスや画像用ボックスを配置して入力ができるなど、編集時の操作感は一般的なプレゼンテーションソフトに近い。15種類のテーマも用意されている。ただし、アニメーションの作成やスライド切り替え時の効果などの機能は未搭載だ。
作成したプレゼンテーションは、オンライン上で複数人が閲覧可能。さらに画面右に設けられたチャットスペースで、議論しながらプレゼンテーションが行える。
Googleドキュメントは、日本語版や中国語、韓国語などを含む24言語で利用可能。
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