リコー、A3ノビ対応のGELJETカラープリンタ「IPSiO GX 7000」あなたのグループでも導入できる──賢く選ぶビジネスプリンタ

リコーは、A3対応モデル「IPSiO GX 7000」、A4エントリーモデル「IPSiO GX 2500」など3機種5モデルを9月7日から順次発売する。いずれもリコー独自の「GELJETテクノロジー」を搭載したカラープリンタ。GX 7000はオプションを装着することで、GELJETプリンタでは初めてA3ノビサイズに対応した。

» 2007年09月03日 21時01分 公開
[鷹木創,ITmedia]

 リコーは、A3対応モデル「IPSiO GX 7000」、A4エントリーモデル「IPSiO GX 2500」など3機種5モデルを9月7日から順次発売する。価格はIPSiO GX 7000が7万3290円、GX 2500が2万6040円。通常の1年間無償保証に加えて、2年間の保守サービスが付属する「安心3年モデル」はGX 7000が9万4290円、GX 2500が3万6540円。

IPSiO GX 7000
IPSiO GX 2500

 IPSiO GX 7000/2500は、リコー独自の「GELJETテクノロジー」を搭載したカラープリンタ。顔料インクを採用し、インクのにじみを抑えたほか、速乾性も向上させた。いずれも文字と背景でインク濃度を調整できる「レベルカラー印刷」機能を搭載し、従来のモノクロレーザープリンタによる印刷よりも低価格でカラープリントできるという。

 また、IPSiO GX 7000ではオプション「マルチ手差しフィーダー」(1万5750円)を装着することで、297×420ミリ(縦×横)のA3ノビ用紙まで印刷できる。GELJETプリンタでは初めてのA3ノビ対応だという。

 A4用紙の印刷速度は、IPSiO GX 7000の場合、カラー/モノクロ共に毎分29枚。ファーストプリントも約3秒と高速化を図った。従来機「IPSiO G7570」と比べて、連続印刷速度を約1.5倍向上させたという。IPSiO GX 2500ではカラー/モノクロともに毎分25枚で、ファーストプリントは約4秒。

 セキュリティ機能も搭載した。用紙全体に地紋を埋め込むことで印刷した紙文書のセキュリティを確保する地紋印刷機能や不正コピーガード機能に対応し、プリントした文書による情報漏洩を抑止する。このほか、オプションの内蔵型ネットワークカード(1万500円)を利用することで、ワークグループの共有プリンタとしても利用できる。

 リコーではこのほか、GELJETテクノロジー搭載のカラープリンタとして「IPSiO GX 5000 フロント手差しモデル」も発売する。こちらは2006年4月に発売した「IPSiO GX 5000」をベースにしたモデルで、本体前面から用紙が簡単にセットできる「フロント手差し」機構を新たに装備した。価格は9万4290円。

 A4用紙の印刷速度はカラー/モノクロともに毎分30枚。ファーストプリントは3秒以下を実現した。フロント手差しトレイの給紙容量は50枚。オプションの「マルチ手差しフィーダー」(100枚、1万5750円)や「500枚増設トレイ」(500枚、1万5750円)を組み合わせることで、最大3ウェイ650枚の給紙が可能となる。

 リコーでは、「使いたい用紙にすぐに印刷できるため、調剤薬局での薬歴簿の追記印刷や患者ごとの帳票印刷をはじめ、さまざまな業種業務に対応できる」としている。

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