エクスプローラにフィルタリング機能を追加する3分LifeHacking

フォルダ内に大量のファイルがあると、目的のファイルを探すのは大変。こうした場合に便利なのが、エクスプローラにフィルタリング機能を追加するツールバー「HandySelector」だ。

» 2007年08月21日 12時28分 公開
[ITmedia]

 同一のフォルダにたくさんのファイルがあると、目的のファイルを探し出すのはなかなか面倒だ。エクスプローラの表示を「一覧」や「詳細」にして日付や種類で絞り込んだり、あるいはファイル名の先頭の1文字をキーボードから入力してジャンプするといった方法もあるが、ズバリひとつのファイルだけを探し出すのにベターな方法かと言われるとやや微妙だ。

 最近ではGoogleデスクトップのような検索ツールもあるが、マシンが非力だからなどという理由で、こうしたツールの導入を見合わせている方もいるだろう。エクスプローラとWindowsの検索を組み合わせる従来の方法でファイルを探している人も多いはずだ。

 そんな場合にぜひ試してほしいのが、エクスプローラにフィルタリング機能を追加するツールバー「HandySelector」だ。大量のファイルの中から特定のファイルを探し出す際に、大いに威力を発揮してくれる。

 インストールすると、エクスプローラ上部のツールバーとして表示できるようになる。使い方は簡単で、ツールバーに表示されるテキストボックスにファイル名の一部を入れるだけ。すると、その文字列を含む名前のファイルだけが選択・フィルタリングされて表示されるというわけだ。「*」「?」といったワイルドカードも利用できる。

「HandySelector」。いちど使うと手放せなくなる便利なツールバーだ。ちなみにIEにも表示可能だが、現状では特に使い道はない
「z」と入力してみた。名前にzを含むファイルだけに絞り込まれた

「zip」まで入力するとだいぶ候補が少なくなり、目的のファイルを選びやすくなった。ちなみにワイルドカードも利用できる
設定画面。ここにはないが、フィルタリング以外に、一括選択ができるモードも備える

 表示されているファイルを絞り込んでいくという性質上、複数のフォルダにまたがっての利用はできないが、同一フォルダ内にたくさんのファイルを置いていて、ファイルを探すだけで時間がかかっているという人は、ぜひ試してみてほしい。

本日のレシピ
ソフト名 利用料 動作OS 開発者
HandySelector ver.1.1 無料 Windows NT/2000/XP Hironori Seki氏

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