続・本のページを開いたまま固定する3分LifeHacking

本を見ながらPCの入力を行う場合などに便利な、ブックスタンドを紹介する。

» 2007年07月10日 11時12分 公開
[kizuki,ITmedia]

 読んでいる本のページを広げたまま、固定したいことはよくある。以前紹介した「ブックストッパー」は、そうした場合にピッタリな、本のページを両端から挟み込んで固定してくれるグッズだ。

 しかしこのグッズは手軽な反面、本を机の上に広げる形になるため、置き場所をとってしまう欠点があった。また同じ理由で、PCのディスプレイと見比べる際、視線の移動距離が長くなるという問題もあった。

 こうした場合に便利なのが、いわゆる卓上タイプのブックスタンドだ。今回紹介する「EDH-004」であれば、厚手の本であってもページを開いたままガッチリとホールドでき、机の上に立てて置くことができる。

 本製品はもともとデータホルダーの亜流と位置づけられる製品で、量販店ではOAサプライのデータホルダーコーナーに陳列されている。一般に「データホルダー」と呼ばれる製品は、スタンドの上部にクリップが付属しているだけの製品がほとんどで、1枚ずつバラバラのオフィス文書ならまだしも、綴じてある書籍を開いたまま挟むのは不可能だ。

 その点この「EDH-004」は、書見台に近い機能を持っており、製品の移り変わりが激しいOAサプライ業界において、10年近くモデルチェンジのない異例のロングセラー製品となっている。Amazon.co.jpのレビューでも評価が高い製品なので、目にしたことがある人も多いだろう。

製品外観。高級感があるとはいえないが、その実力は折り紙つき
手前のレバーで書籍のページを開いたまま固定する仕組み。レバーは62ミリまでの厚さであれば固定できる

背面のスタンドは18段階で角度を調整できる
実際に四六判の書籍をセットしたところ。小さいサイズは四六版がギリギリで、それより小さい新書版になるとちょっと厳しい

 本を支えるプレートのサイズは255×75×205ミリ(幅×奥行き×高さ)。A4サイズ(210×297ミリ)よりひと回り小さいが、A4やB5サイズ(182×257ミリ)の書籍はもちろん、四六判(127×188ミリ)の書籍であってもページを開いたまま固定できる。今回は書籍版「3分LifeHacking」(四六判、224ページ)を挟んでみたが、それなりに反発力があるにもかかわらず、しっかりと固定することができた。

 ページを押さえる左右2つのレバーはゴム製の滑り止めがついており、ページがめくれるのを防いでくれる。PCのディスプレイと並べて置けるので、書籍を参照しながらテキストの入力を行う場合などに便利だ。外観がややチープなのが難だが、机の上に用意しておけば、なにかにつけて便利だろう。

製品名 実売価格 発売元
EDH-004 1280円 エレコム

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