おとなの図書館――8つの活用術と11のGreasemonkey：読者から見たBiz.ID

反響が目立った「おとなの図書館活用術」。活用術からGreasemonkeyまで、ざっくりまとめた。もっと便利な使い方があれば、ぜひご連絡を――。

　今週の「読者から見たBiz.ID」は、書いた本人（S氏）が一番便利に使いそうな図書館活用術（東京編、Amazon編）。筆者も学生のころはずいぶんお世話になったものだ。社会人になってからはめっきり利用しなくなってしまったが、前述の記事を読んで、ちょっぴり「“図書館生活”よ、再び」と思ったのも事実。せっかくだから、2つの記事と読者からの反響をまとめてみよう。

　活用術は、「cheack*padで本を忘れずに借りる」なんていうアイデアもいただした。確かに、せっかく図書館に足を運んでも、面白そうな本を見つけてしまうと当初の目的を忘れてしまうこともある。図書館だけでなく、書店に行くときも普通に使えそうだ。

Greasemonkey続々

蔵書確認の項目が「○」のスクリプトは、Amazonのページで図書館に蔵書があるかどうかが分かるようになっている。上記のスクリプトでは葛飾区のものが対応している

　実は記事を書いたS氏の狙いはこれだったのでは？　と思うほど読者の方からGreasemonkeyスクリプトのご連絡をトラックバックなどを通じていただいた。GreasemonkeyでAmazonから探せる図書館まとめなどもあり、上記以外のGreasemonkeyスクリプトを探している方はのぞいて見るといいかもしれない。

　こんな「あったらいいな」を記事にしたブログもあった。思わず笑ったのが、ブログ「脳内新聞」のこの記事。「特にユニークなのが名古屋から車で30分ほどの岐阜県にある徳山村の村立図書館で、ここでは書籍以外にファミコンやスーパーファミコンなどのレトロなゲームソフトを借りることができる」。いやできないでしょ！　にやけながら独り画面にツッコんでしまった。

　ちなみに学生時代の筆者に、図書館がありがたかった季節がある。それは夏――である。大学の教室にも冷房はあったが、ろくすっぽ授業にも出ていない落ちこぼれとしては、教室は何となく落ち着かない。外は猛暑だし、喫茶店に入るとお金もかかる。となれば、図書館に行くのが常道だった。やわらかいソファ、静かな環境――。居眠り、おっと気分転換やひと休みには最適だった。もちろん、新しい知識も蓄えた……はず。よし、この夏、もう一度、図書館を活用してみよう。