2008年も「夢に日付を」――ワタミ夢手帳に新製品、リフィルたっぷり収納タイプ仕事耕具

夢に日付を入れることで夢を実現させる――。ワタミ渡邉美樹社長がプロデュースするレイメイ藤井の“夢手帳”に、リフィルがたっぷり収納できるタイプなどを含む2008年版が登場する。

» 2007年06月22日 18時45分 公開
[鷹木創,ITmedia]

 ワタミの渡邉美樹社長がプロデュースした手帳「夢に日付を! Date your dream」。2005年から販売を行っているレイメイ藤井は、同社のプライベートショー「2008ダイアリーフェア」で、“ワタミ夢手帳”の2008年版を発表した。通常版の「システム手帳キット」が従来と同じく1万500円。8月下旬から順次発売する。

 このワタミの夢手帳、コンセプトは「夢に日付を入れることで夢を実現させる」こと(2006年9月の記事参照)。初代2006年版では、170×95(縦×横)ミリのリフィルをセットできる180×105×16(縦×横×厚さ)ミリのバイブルサイズ(ブラック・ブラウン)のみのラインアップだったが、2007年版からは綴じ手帳タイプも追加。さらにバイブルサイズではネイビーとレッドのカラーバリエーションを増やした。また、リフィルなどの単品販売も開始している。

 2008年版では、これまでリフィルを通すリングが8ミリ径だった通常タイプに加え、たくさんのリフィルを収納できる24ミリ径タイプを用意した。価格はリフィルなどとセットのシステム手帳キットが1万4700円。本体のみは7875円。本体カラーはブラックとブラウンの2色となる。

24ミリ径のリングを搭載した新タイプ。豊富なリフィルを大量に収納できる

 そもそも、ワタミ夢手帳は手帳本体のほか、夢を忘れないように書き込んでおく「夢カード」や、目標達成までの今後の5年間を書き込む「フリーファイブイヤープランニング」、日付が入った月間スケジュール、週間スケジュール、フリーで書き込める1日ごとのスケジュールなど豊富なリフィルをセットにしていた。想定していた使い方は、こうしたリフィルから必要なものだけを厳選し、いつでも夢を確認できるような方法だ。そのため、8ミリ径という持ち歩きしやすい薄手のタイプをセットに付けていた。

 ところが、実際には「持ち歩きしたい」だけでなく、セットに入っているリフィルを「たっぷり使いたい」という要望も強かった。手帳を持ち歩く営業職だけでなく、座り仕事がメインの事務職にも受け入れられた結果である。月間・週間のスケジュールリフィルには、渡邉社長の格言が欄外に掲載されるなどと、コンテンツとしての魅力もあったのかもしれない。

 細かい点だが、週間スケジュールのリフィルにも変更点がある。土日のスペースはこれまで、平日の半分の広さしか割り当てられていなかったが、2008年版からは平日と土日が同じ広さになった。渡邉社長の「土日も平日も1日の価値に変わりはない」という意見を反映したのだという。

 このほか、綴じ手帳をリニューアル。これまでよりも薄くなり、軽量化が進んだ。重さは2007年版の165グラムから138グラムに軽量化。大きさは155×95×16ミリから173×95×12ミリと、縦長に変わっている。ただし、これまでは16カ月分のスケジュールが書き込めたが、2008年版からは12カ月になっている。

週間スケジュールでは、土日・平日に書き込みスペースの差がなくなった
綴じ手帳はこれまでよりも薄くなり、軽量化が進んだ

 レイメイ藤井によれば、2007年版は2006年版に比較して売上高も「40〜50%増だ」という。リフィルなどを揃えた2007年版から“フルラインアップ”となったワタミ夢手帳。3年目を迎えた2008年版でさらなるステップアップを目指す。

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