クラフトテープやポリ袋に“濃く”書ける油性マーカー――パイロットの新インキ採用：仕事耕具

パイロットは、新開発の「コイピタインキ」で、クラフトテープやポリ袋にもしっかり書ける油性マーカー「Vスーパーカラー」を発売した。油性マーカー初の直液式を採用し、最後までスムーズに書くことができるという。

　パイロットは、クラフトテープやポリ袋にもしっかり書ける油性マーカー「Vスーパーカラー」を発売した。本体サイズは135（長さ）×24（最大径）ミリで、ゼブラのハイマッキー（140.8×21.8ミリ）と同程度。ペン先は丸芯と平芯の2種類（各8色）で、1本126円となっている。

上から、丸芯タイプのブラック、レッド、ブルー

　Vスーパーカラーは、新開発の「コイピタインキ」を採用。溶剤はこれまでと同じ油性アルコール系染料だが、添加剤の配合など「総合的に調整した」という。従来のマーカーではインキがのりにくかったクラフトテープやポリ袋にもなじみやすくなり、しっかり書けるようになった。パイロットによると「濃くて、ピタッと定着することからコイピタインキと命名した」という。

　また、ペン先とインキを2本のパイプで結ぶ「Twin Pipe Feeder」（TPF）を装備。1本を通じてインキがペン先に、もう1本を通じて空気が軸側に送り込まれることで、インキの流れがスムーズになるという。さらに油性マーカーとしては初の直液式を採用した。軸の中にインクを染み込ませた綿を入れた中綿式に比べて、液体のままペン先に染み込ませる直液式は最後まできれいに書くことができるという。補充が簡単なカートリッジ方式で、ペン先の交換も可能となっている。